今夏の選択理論心理学会年次大会での発表者へのインタビュー、2人目は、「低血糖症と私」と題して発表された、金澤奈美子さんです。
金澤さんは、高校生のころから慢性的な疲労感と病的な眠気に悩まされ、内科や心療内科、睡眠障害の専門科など、各科を受診してきましたが原因がわからず、苦しんでいました。
この症状が「低血糖症」だとわかったのは、選択理論の講座で「低血糖症」を学んだ上司の一言からでした。選択理論の講座では、心身に悪影響を及ぼす低血糖症についてもふれています。
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8月に東京で開催された日本選択理論心理学会年次大会では、「選択理論を『知る』から『生かす』へ」をテーマにして、選択理論を実践している方々の発表がありました。
金子浩治さんは、元DV加害者として、かつて、「自分は正しい」と考えて支配的な言動(モラハラ)になっていたことや、どのように更正していったかを話してくださいました。今は、「自分は正しくない」(自分が正しいのではない)と考えることで感情をコントロールできるようになっているそうです。
なお、金子さんが受講した、選択理論をベースにしたDV加害者更正プログラムは、NPO女性・人権支援センターステップ(横浜)が開講しています。ステップの栗原加代美理事長へのインタビューもアーカイブ(2015年9月)でお聞きいただけます。
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ウィリアムグラッサー国際協会基礎インストラクターの高野和子先生へのインタビューをお送りします。
高野先生は、開業医であるご主人の病院を手伝うなかで、選択理論の学びをいかし、“補佐役”から“調整役”へと、ご自身の役割の認識を変えられました。調整役として、人と人がつながり円滑に仕事ができるようにサポートすることを心掛けていらっしゃいます。特に、スタッフへの対応についてお聞きしました。
また、かつて、母親として「私は正しい」「私の言うことをしていれば間違いない」と良妻賢母を目指していた高野先生にとって、選択理論との出会いは大きな転換期となり、言動が変わっていったそうです。
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