『清々(すがすが)しき人』

In Categoryヒコヒコ日誌
By田中和彦

版画家・畦地梅太郎さんのお嬢さんとお孫さんとご一緒にランチをしました。

お二人は東京都町田市で畦地作品を集めた美術館「あとりえ・う」を経営してらっしゃいます。

半年前くらいに最初にご一緒して、実に清々しいお二人で、是非またとこちらからお誘いしていたのです。

40年くらい前。当社の先輩達はよく取材のあと、そのまま一緒にお酒を飲みに畦地家に泊まり込んでいたらしいです(笑)

畦地梅太郎さん(1999年に96歳で亡くなりました)が、60歳の時には還暦記念にと石鎚山の冬山登山に誘い、全員遭難しそうになった話などを沢山伺いました。

お嬢さんやお孫さんの人柄から察するに畦地梅太郎さんも、なんか一緒にずっといたくなるタイプの人だったんだろうな、と無茶な誘いをした当社の先輩OBのことがわからなくもないな・・・と。

羽田空港からの東京の夕日を見ながら、昭和50年代の畦地梅太郎さんと放送局の若きスタッフ達に思いを馳せました。

なりたいものですね・・・清々しき人に。