今朝の愛媛新聞朝刊にでていた吉田照美さん(元・文化放送アナウンサー)
早稲田大学アナウンス研究会の2年先輩で、
僕が新入生だった頃の委員長さん。学部も同じ・・・。
一言でいえば「真面目」な方。
でも文化放送時代にはっちゃけた番組をしていたせいか、世間のイメージは随分違います。髪も金髪だし・・・(笑)
就職の第一志望はNHKでしたが、結果的には文化放送に進まれました。
当時は随分落胆されてましたが、そっちに進んでいたら今の吉田さんはありませんでした。
人生なんて分かんないもんですね。
僕はこれからあなたがいる東京に。僕なりにラジオを語る昼、夜の会合に向かいます。
こうしてオファーをいただくのは照美さんとは少し違うタイプの“ラジオ愛”を未だに持っているからです。
堪らなく、貴方に。いや青春時代の“委員長”に会いたくなりました。
当社のメディア広報部がこんなん創ってくれました。
↓南海放送公式ツイッターで見られます!
https://twitter.com/i/status/1126728573757292544
ツイッター発信用なんだと聴きました。
“遊んでいる如く仕事をする”・・・僕の目指すスタイルです。
元DJらしい事を書き残しておきます。
ソウルシンガーのジャッキー・ウィルソンが「ハイヤー&ハイヤー」をヒットさせたのは1967年。
(と、いっても全米6位くらいでした・・・確か)
しかし。僕がこの歌を初めて知ったのはそれから10年後。
1977年にリタ・クーリッジがカバーしたのを聴いたからでした。
1967年には中学生だった僕も、
1977年には新人のアナウンサーになっていたのです。
好きで入った放送局でしたが、洋楽のちゃんとした番組がないことや、レコード室の購入計画もきちんとしていないなど、僕はかなりショックを受けました。
1977年頃。社内でラジオは軽視されていましたし、軽視されているのをなんとかしてやろうという先輩もいませんでした。
「ハイヤー&ハイヤー」は簡単に言えばラブソングです。
“あなたに出会えて、私は生きがいを見つけたの だからなんにも 今は怖くはないの”
・・・みたいな歌です。
僕はジャッキーウィルソンの「ハイヤー&ハイヤー」を5月12日に放送するラジオドラマのラストテーマにしました。
「ソローキンの見た桜」そのものよりも、ロシア兵墓地を全国に発信した無名の作家・才神時雄の存在を知った時、僕は熱くなったからです。
“あなたに出会えて 私は生きがいを見つけたの・・・”
まさに歌のままの気分になりました。
だから恥を忍んで、立場もわきまえず彼の為のラジオドラマを創りました。
で、ラストはこの曲に決めていたのです。脚本を書く前から。
youtubeは法律的にカバーされていませんから、このブログに貼り付ける事はできません。
だから、そっと見てください(笑)
モノクロ画面で二人のダンサーが踊っている映像のジャッキー・ウィルソン「ハイヤー&ハイヤー」を。
軽い曲なんですが、そのうちなんだか泣けてくるんです。
男と女の恋の物語でなくても、燃えるものに出会えた喜びを表す楽曲でこれ以上のものはありません。
まだ、そんな“人”や“何か”に出会っていない人にも「夢」を与えてくれる曲です。
『それではお送りしましょう。幸せになりたい貴方に!!ジャッキー・ウィルソン「ハイヤー&ハイヤー」!!』
・・・なんてね。
桝形浩人さんと松岡宏忠アナ
戒田節子さん
【ラジオ放送スケジュール】
5月12日(日)午前11時~シンポジュウム「才神時雄の青春」
正午~ラジオドラマ 「ソローキン女史の憂鬱」
愛媛松山にあるロシア兵墓地を広めた作家・才神時雄に焦点を当てながら、
映画「ソローキンを見た桜」を越えるラジオドラマを作ると息巻く女ラジオ局長と制作ド素人部下のコメディドラマ。
作家・才神時雄役を劇団P.Sみそ汁定食主宰の桝形浩人さんが。
その妻で、今回語りも務める才神ゆりの役をみかん一座座長の戒田節子さんが務めます。
浜口庫之助が作った60年代のジャパニーズフォークの代表作は「バラが咲いた」でしたが・・・
写真は我が家の玄関先のレモンの鉢植え。
ご覧ください・・・レモンの花が咲きました。
(あいりちゃんのフランス菊に隠れて小さく咲いています)
さ。お仕事開始ウィーク。
新しいポールスミスを締めて出社しました。
何ヶ所かのハートマークが赤くなっているのが、気に入りました。
“男の愛はその程度がいいんだよ”・・・そう言っているようで。
・・・とここまで書いて、今日からクールビズのスタートと気づきました。
※あいりちゃんのフランスギク
東日本大震災の津波で亡くなった佐藤愛梨ちゃん(当時6歳)ゆかりの花。