昨日は、出張から帰社し、思いついた新しい取り組みをアレコレ命じて、更に面倒なことを一つ二つ片付けて、やっとため息。
まだ、やりたい事はいっぱいあるのに・・・「全社一斉定時退社の日」の範をみせないといけないから(いやいや・・・笑)会社を出る。
そして観ていなかった映画「1917」へ。
レディスデーだったのに客は4人。アカデミー賞を最後まで争った作品なのに・・・。
そう、やはり「二番じゃだめなんです」。
舞台は第一次世界大戦のヨーロッパ。最前線に伝令に向かう二人の兵士をワンカメラで追うから、自分も伝令になった気がしてともに死地を彷徨う気分になりました。
ハードだけどサラリーマンの方が兵士より遥かに楽だなと何度も思いました(笑)
南海放送が顕彰を続けている水野広徳が、この第一次世界大戦を視察に行って「今の戦争は殲滅戦になった。こんな悲惨な事は絶対止めないと・・・」と一気に“反戦軍人”になったあのヨーロッパ戦線です。
<水野広徳>
福岡で買ってきた堂場瞬一の文庫を少し読んでから寝たかったのに流石に気力なし。
最初から何もしないでいればいいものを(笑)
・・・僕はこうとしか生きれないんだけれど。
最後の35キロの坂に向かう時ね、坂の上を見てはいけないの。二つの意味からね・・・
一つは顎が上がると姿勢が後傾になるから、足が前にでなくなるの。
昨日の愛媛マラソンで、年代別日本新記録をだした古泉選手は、なんど転んでも最後まで前傾姿勢でした。
藤田、江刺両アナのアナウンスにも泣けました。
転んだ古泉選手に「もう歩いてもいいのに、この人は歩きません。走ります」
Q(高橋尚子)ちゃんの語ったもう一つの理由。
坂を見上げて「あー坂だ、しんどいな」と思ったとたん、脳が反応して足が重くなるの。
ここは坂なんかじゃない!と、自分の脳を騙さないといけないの。
サラリーマン生活にも通じるあれこれを、Qちゃんは、愛媛マラソンは教えてくれます。
今日からまた、前傾姿勢でいかないと。
今日は全社でマラソン準備一色だから、来訪も来客もなく、僕もノーネクタイで出社しました。
19時からの150人の放送スタッフが集まる最終ミーティングに出るだけです。
数年前のこの席で、
死ぬ直前までソファーに寝たきりで放送指揮をとっていた伝説のディレクターの話をしたら、
となりのメインプロデューサー(彼の当時の部下)が号泣を始めたので、その話はもういたしません。
が、僕らは鬼気迫る死相で声を張り上げていたTディレクターは“南海放送スポーツ中継の神”だと今でも思っています。
第58回愛媛マラソン。
放送を作る方も必死で頑張りますから、ランナーのみなさんもいいランを見せてください。
2月2日(日)鬼北町の旧・日吉村で行われた愛媛国際映画祭。
@2019「ソローキンの見た桜」製作委員会
「ソローキンの見た桜」のラスト上映だったのですが、観客が少ないと映画が可哀想だし、
日吉村はかつて創ったラジオドラマ「風の男 BUZAEMON」の舞台。
いろんなケリを付けたかったから、こっそりチケットを買って出かけました。
・・・が、なんと会場は満員大盛況。
南予担当の営業部長さんが「田中さん。これは社長として原作者として、皆さんに挨拶しないといかんでしょう」と。
俺は今日はプライベートなんだぜ。
「何、言ってんですか。金曜日に売り切れて当日券もキャンセル待ちで席も増やしたんですから・・・」と諌められて(笑)
冒頭。前に出て少しご挨拶を致しました。
皆さん、ありがとうございました。
久しぶりにちゃんと見直したらいい映画でした(笑)。