亀渕昭信さんとちゃんとお話しできたのは、カメさんがニッポン放送の社長を退任された後だから、10年くらい前。
僕がラジオ局長時代。
「田中君さ。その放送局の良し悪しはタイムテーブルで決まるんだよ。南海はさ、いいよ」と。
オールナイトニッポンはわずか2年か4年くらいの担当だったけど、カメさんは編成畑が長いんです。

だから昨日の「オールナイトニッポン50周年パーティ」で舞台に上がったあなたが片手にタイムテーブルを持っていて、
「僕はね。タイムテーブルから音が聞こえるんです」と。
それは僕に対する遺言のようで、改めて胸に沁みました。
(あっ、別にカメさんは病気ではありません・・・笑)
定宿ホテルのコックさんが作るオムレツ。

レストランの良し悪しは卵料理で分かる・・・って言葉と一緒に、そんな事を思い返す朝です。
映画「ソローキンの見た桜」に合わせてサントリーバー「露口」がオリジナルカクテルを作ってくれた事を先日書きましたが、
昨夜、試飲に行って参りました。

・・・大人の味。そして夢と歴史ロマンが溶けた“青春カクテル”です。

南海放送では今日からロシア向けの45分のテレビ番組を3本制作開始します。
映画にも出演いただいたロシアの名優ドモガロフさん(「ソローキンの見た桜」で収容所のリーダーだった大佐役。ロシアの渡辺謙と言われている人)が昨日、リポーター役として松山入りしました。
彼にも是非、このカクテルを飲んで貰わないと・・・。
さ。南海放送はいよいよ「ソローキン」に向かって全力疾走いたします。
開局記念日の朝。65歳になった南海放送です。
今年は昭和28年9月30日のエピソードをお話しました。
ラジオ南海は開局前日のこの日。当時大街道にあった「有楽座」でディック・ミネなど有名歌手を集めてのショーを企画していました。
そして午後6から始まるこのイベントをラジオで記念生放送する予定でした。
しかし、放送免許申請に時間がかかり、なんと免許が交付されたのはこの日の午後5時58分。生放送2分前!!
(現在の)総務省の担当官の両手を握りしめ、「ありがとうございます」と技術社員は泣き崩れたそうです。
・・・あれから65年。
そんな泣ける仕事を又やってやろうじゃないか?!と皆さんに申し上げました。
台風一過の清々しい青空。

そして、今日表彰させていただいた杉作J太郎くんとのツーショット。

映画のプロデューサーから「田中さん、カクテル『ソローキンの見た桜』が出来ました・・・とメール。
あの「露口」のオリジナルレシピで完成したらしいです。多分、ウォッカベース。

見た感じ、淡い大人の恋のイメージは表現されているみたいです。
いいわ!!で、いくらなの?
「1000円・・・ぐらいです」
ぐらい?!(笑)(爆)
いっぱい飲んだ挙句だから、はっきり単価が分からないらしい(笑)
ラジオドラマ「ソローキンの見た桜」は日露戦争当時のロシア兵墓地を舞台にしていますが、
僕のテーマは
“人生は素晴らしい 。だけど、それは時々完璧ではない”・・・でした。
そのイメージの映画になってくれますように。
そのイメージのカクテルでありますように。
サントリーバー「露口」で飲んでみて下さい。
来週月曜日。10月1日は65周年の開局記念日です。
僕がサラリーマンとして、一年の中で一番大切にしている日。
facebookの日記を見返したら、去年の今日は開局記念日用のネクタイを買いに行ってました。グリーンのサイモン・カーター。
で。昼休みに、慌ててネクタイを買いに・・・(笑)
今年は茶系が欲しかったので、ごらんのマウリツィオ・バルダサーリと合わせたチーフにいたしました。

台風の接近の為、9月30日(日)「メディアまつり」が残念ながら中止になりました。
「リリー・フランキーさんと杉作J太郎さんのラジオ番組に穴が空いたので、リリーさんの代打をお願いしたいのですが」と、ラジオ局長とディレクターに懇願されました。
はい。
(お願いされたらラジオはなんでも二つ返事で受ける事…僕がラジオマン時代に作ったルール)で・・・
9月30日(日)11時~12時 生放送をやります。
J太郎君は好きだからいいんだけど。
テーマはなんなの?
「映画とラジオ」でお願いします・・・。
開局記念日の前日。旅の恥はなんとかです。