『家族の肖像』

In Categoryヒコヒコ日誌
By田中和彦

80歳を過ぎても尚、健筆でいらっしゃる高橋光子さんから同人誌「群青」に連載されていた「家族の肖像」がハードカバーになったらしく、新刊本が送られてきました。

四国中央市ご出身。川之江高等女学校OGだと記憶しています。

ラジオ南海の草創期にドラマの脚本家をされていて、以後「文学界新人賞」を受けられ、芥川賞の候補にもなった方です。

僕は昭和30年当時の彼女の脚本を退職されたディレクターから譲られ、手元に個人的に保存しています。

作家というよりは、ラジオの大先輩という位置づけで尊敬もし、ありがたくお付き合いを頂いています。

今尚エネルギッシュに動かれている大先輩に朝一番、お礼のおハガキを書けること。

背筋が伸びます。

そして、・・・・なんだか幸せです。

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※高橋光子さん
 愛媛県生まれ。
「蝶の季節」、「遺る罪は在らじと」が芥川賞候補となる。