20192/20
同級生のお母様の葬儀に参列してまいりました。享年91歳。
生前何度かお会いしているのですが、実に聡明で上品な面持ちのお母様でした。
彼はお父様からジャーナリストの血を受け、このお母様から「品」を受け継いだんだなと思ったものです。
喪主であるお父様の謝辞・・・
(この方は現役時代は敏腕記者であり、新聞社の社長もされました)
「素晴らしく賢い良妻賢母でした。ご近所やお友達など皆さんに愛されました。私は新聞記者しかしませんでしたから、子供二人をキチンと育てたのも家内一人です。
ただこんな事もありました。新聞で暴力団を叩く記事を書いた時に、その頃は個人情報がどうのこうのなかったですから、自宅に彼らから脅しの電話が直接かかってくるんです。
ある時。家内がその電話をとった時。じゃかましい!!と一喝して電話を叩き切ったんです。以来、電話はかかってこなくなりました(場内・・・笑)」
凛としている女性は僕の憧れです。
彼のお母様。カッコよかったんですね。
ジャーナリストの血もお母さんからだったのかも、ともう一度手を合わせました。
黒いネクタイをピンクに締め変えて、東京に急ぎます。
「ソローキンの見た桜」の関係者への完成披露試写会です。