全社員の前で“階段部宣言”をして1週間。
先週は両側のふくらはぎが張って痛かったのですが、なんとかそれはなくなりました。
♪ 生きていくのは ああみっともないさ
(岡本おさみ作詞 吉田拓郎 作曲「おきざりにした悲しみ」1972年)
…と歌いながら今日も地下駐車場から8階まで166段を。
ゼイゼイ。
あとはこの息切れだけ…(それが問題やねん・・・笑)。
僕のモットーである「楽しそうにする人生」
今日はいつもと違う北側階段を使ってみました。
おやっ?!こんな風景もあるんですね。
あまり人に見てもらえない場所からの切り取られた風景。
それはまるでラジオの深夜放送みたいで…悪くないじゃないか?!と。
ゼイゼイ。
「歌会始めの儀」にご招待をいただき、皇居・松の間のテレビでしか観たことのない世界に陪席させていただきました。
固唾を飲む音が聞こえるくらいの荘厳たる静寂の中。歌が次々に披露されます。
天皇・皇后両陛下のまなざし、所作。佇まいだけでオーラを発する気品に圧倒されました。
小宴があとであり、盃の日本酒にかまぼこ、ごまめ、黒豆のおつまみが…。
たべないで包んで持って帰るのがしきたりらしいです。
お酒は美味しいぬる燗で盃を一気にいただきましたら、おかわりを侍従みたいな方が注いでくださいました。
…見回すと飲んでいたの僕だけでした。
皇居を逃げるように後にして(笑)ランチに…。
付き添いの社員ちゃんとレストランで和定食を頼み、持ち帰ったかまぼこ、ごまめ、黒豆…を頂きました。
※定食の右下あたりに置いてあるのがそれです。
歌会始めは勿論、写真は撮れませんが…
待合室で「あれ?!中村吉右衛門だぁ。小説家の北村薫先生だぁ。
早稲田の先輩だし、スキップもターンもリセットも読んでるから話しかけようかしらん…」などと、
一人で盛り上がっていました。
栄えある「歌会始め」の出席報告にこのタイトルはどうなん?…と反省しながら、松山に帰ります。
今日は平成30年の業務開始式。ですから、新年冒頭の社長挨拶というのが全社員の前であるんです。
こういう時はグローバル経済の混沌だとか、AIやICTの今後についてとか、放送と通信の明日について述べるのが
「いかにも」「らしい」のですが、僕は”そういうのは新聞読んでください派”・・なので(笑) 一切語りません。
(社外秘なのでアレコレ内容は書けませんが)
その代り一言だけ・・大言壮語を申し上げました。
「本日をもって南海放送階段部に入りました。今後、来客の送迎以外でエレベーターは使いません。
ですから、もし甘えた僕をエレベーターで見かけたら注意してください!」
(場内・・爆笑)
言うてもた。言うてもた。これで後に引けなくなった。
今年初の定点観測。
見あげれば冬空の松山城。”坂の上の雲”があり過ぎると絵になりませんね。
それと同じく「言葉」は多すぎると空虚になるものです。