『赤シャツの逆襲。そして、一つ二つのこと』

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By田中和彦

FM補完局。いわゆるワイドFMをウチが全国に先駆けて始めようとした時。

「なんでキー局がしてもいないことをローカルが先にやるんだ。
 キー局が始めた後に教わって、真似すればいいじゃないか!」

・・という意見がありました。

ラジオドラマのテレビドラマ化が動き始めた時も
「身の丈にあったこと以上のことを何故するんだ!?」という意見もありました。

僕は自由闊達を旨としているので、意見は自由なんです。

だけど。映画とかドラマでサラリーマン社会が描かれる時。

だいたい先進的な提案を若い平社員がして、
出世しか考えていない上司やその上の頑固な権力者が首をタテに振らない。それを認めない。

さらにそういう優秀で積極的な社員を左遷させる・・というストーリーがお約束のパターンですよね。

だとしたら。

うちの会社はドラマにならないなあ(笑)と、今朝の松山城をみながらそんなことを思いました。

赤シャツの逆襲…の、朝です。

南海放送オリジナルテレビドラマ『赤シャツの逆襲』 今晩19:00~19:56放送
 出演:佐藤二朗、筧利夫、椿鬼奴 ほか

南海放送ラジオ特別番組 大打ち上げラジオ『「赤シャツの逆襲」の大逆襲』 今晩20:00~21:28放送
 出演:筧利夫(電話出演)、桝形浩人、藤田晴彦、田中和彦 ほか

『ありそうな“誤解”』

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By田中和彦

愛媛新聞社近くの「ひさご」に定食を食べに行ったはいいが、あまりの寒さにラーメンにメニュー変更したのは、
何処のどいつだい?!

…私だよ!!

世の中にある数ある不幸の要素。

例えば、“貧困”とか“飢餓”とか“孤独”とか…のなかで一番堪えるのが“寒さ”でと思っているワタクシ。

今日はいよいよ『赤シャツの逆襲』の放送前試写会です。

先程、主演の佐藤二朗さんが東京から着かれました。

この作品は僕がかつて創ったラジオドラマのテレビ化だけど、僕が「やろうよ!」と言いだした訳ではありません。

それは田舎でありがちな短絡な誤解。

営業経験のある常務さんと制作出身の常務さん二人が、資金計画や制作・広報展開案をきちんとまとめて
会議に提案してきたから、OKを出したまでの事です。

ラスト字幕で、エグゼクティブ・プロデューサーの二人の名前を見てあげてください。

南海放送は日本一ノリのいい会社だけど、そういうとこしっかりしているんです。

(弊社を受験してくださる皆さん、知っといてくださいね。企画力次第でなんでも出来る局ですから…)

常務、いやエグゼクティブ・プロデューサー曰く。

「ところで、原作料ですが…」

100万!といいたいけど、予算ないよね。

「はい」

じゃ、ただでサービスするわ。

「ありがとうござます」(笑)

…みたいな公式なやり取りはありましたが。

※23日(木曜)10時25分〜予告メイキング編再放送

※24日(金曜)19時00分〜ドラマ開廷!です。

なお。テレビドラマ終了の20時からラジオで※「大感想大会」をやります。
僕もスタジオに入りますから感想メールよろしくお願いします。

※大打ち上げラジオ『「赤シャツの逆襲」の大逆襲』11月24日(金) 20:00~21:30
  MC:松岡宏忠、星加奈緒
  スタジオ出演:田中和彦、藤田晴彦、桝形浩人、岩城一平
  電話出演:筧利夫、杉作J太郎
  メールアドレス:as@rnb.co.jp

『明日は雅の出番なのだ!』

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By田中和彦

この可愛い女性は『もぎたてテレビ』のディレクター。入社2年目の杉本雅ちゃんです。

明日。“Inter BEE 2017 ”のシンポジウムにパネリストとして登壇します。

なにせ。入社して最初の仕事が、新番組だった『Qクエ』のディレクター。いつも夜中まで頑張っていた人。

お父さんにお会いした時「なんて会社ですか?!」と笑いながら叱られたこともありました(笑)

明日の会場を下見にきた彼女と一緒にランチしながら、「ちゃんと休み取ってる?夜中までやってない?」と。

「はい。楽しく頑張ってます!」と気持ちのいいこの笑顔。

明日のシンポジウムで何故テレビディレクターを目指したか?…何をしたいのか!?を話すらしいです。

今日の僕についで、…明日は雅の出番なのだ!!

※Inter BEE 2017(第53回 2017年国際放送機器展)11月15日~17日 幕張メッセで開催
  フォーラム「YOUは何しにTVへ? ~若手テレビ局員が激白!~」11月16日 14:40-15:40

『NO MUSIC、 NO RADIO』

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By田中和彦

コーディネーターをされた入江プロデューサーの命名に違いない昨日の民放大会のラジオシンポジウムのタイトル。
素敵でした。

それに、パネリストだったDJ・音楽評論家の伊藤政則さんが同い年だと分かった事。

彼が岩手の田舎で、ラジオとロックに憧れた事を聴いて、愛媛の田舎でそうだった自分と重ね合わせました。

彼は学生時代。新宿・歌舞伎町のロック喫茶でDJをしていたらしいのですが、ならば「ミカド」だったのでしょうか?!

僕はその頃。反対側の新宿・南口の音楽喫茶「御苑」でDJをしていました。

同時代にあの辺りでラジオ好きがウロウロしていた訳ですね。伊藤さん、いいお話でした。

青春の熱量を思い出して、ほろ苦い気分になりました。

今日はこれから、業界人の前でラジオのお話をする役回りです。

スマホが「8」に変わったから、スナフキンからカバーかミニヨンに。

魂はあの頃と同じく、孤独を愛するスナフキンのままですが…

『親バカな…独り言』

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By田中和彦

東京のグランドプリンスホテル新高輪で開催されている「第65回民間放送全国大会」。

そのメインイベントは平成29年度日本民間放送連盟賞の授賞式です。

その晴れ舞台。

報道部の戒田菜美記者がラジオ報道番組部門で全国優秀賞を受けました。

韓国にいる101歳の日本人妻のドキュメンタリー番組でした。

入社時の彼女の第一志望はラジオ制作部でした。しかし、最初の配属先は…報道部。

基本的には「男の世界」ですから、色々苦労したらしく弱音を吐いていた時期もあったみたいですが、
全国ニュースのスクープを上げるは、全国放送の制作を担当するはで…ノリノリの八面六臂。

最近では、ラジオのラの字も口にしなくなりました(笑)。

が、誇らしい社員の一人に成長しました。

初めての民間放送連盟賞、授賞おめでとう。

いつかまた、ラジオのラの字を口にしてくれますように…。

※南海放送は今大会、「ラジオ報道番組部門」「技術部門」「放送と公共性部門」の3部門で
 全国優秀賞を受賞しました。