“南海放送の良心”ともいえるラジオ番組は「ラジオエッセイ くめさんの空」だと思います。(日曜8:10~8:30)
語り部・小倉くめさんが先日69歳のお誕生日を迎えられました。
しょうがいをもたれながらも、逞しく、明るく、生きるくめさんの、僕は一ファンでもあります。

一番、親しくなれたのは「幕末で生きた人達の中で、誰が好き?」という質問に、僕と同じく「中岡慎太郎!」と即座に答えられたことです。
最も知的な選択です。激しく、同意しました。
これからバースディランチにお誘いしています。
その前に、アラスカへの旅の準備に本屋へ・・。滞在、一週間だから7冊でいいだろうか? 強行スケジュールらしいし・・・
今回は、司馬遼太郎、塩野七生、柳広司、浅田次郎・・の各先生にお付き合いをいただきます。
武左衛門一揆のラジオドラマを去年の今頃書いているとき、東京に「吉田会」という組織があることを知らされました。
「マフィア?」か「お付き合いしてはいけない団体?」と聞き返しましたもの、その頃。
18世紀のこの一揆は、紙の専売制に反対して起こったものです。
実は「吉田会」は宇和島市吉田町出身で紙関係の会社を経営している人たちの集まりなのです。一揆の敵側? (笑)
で、明日、東京でこの吉田会の集まりがあり「武左衛門一揆」の講演をするよう要請がありました。・・・なんか、緊張いたします。
これが安っぽい2時間ドラマなら、
講演者の僕が殺されて、犯人はこの「吉田会」の中にいる!?っていう
歴史を背景にしたストーリーで、一丁できそう・・・(笑)
なんでも、吉田伊達藩の末裔もご参加とか!?
なら、殺されるのはこの人で、僕が探偵役・・・というドラマにもなるなとか。
レジメも書かず、雨に煙る松山城を見ながら、こんな妄想の中にいます。

1 FINGER(ワンフィンガー)の一員として「Change The World」でデビューした津野さやかディレクター。
ケツメイシさんが今日は一緒に、わざわざ南海放送を訪ねてきてくれました。

あれですね、娘の嫁ぎ先の方に、お会いする感じ(笑)。
「娘よ」(芦屋雁之助)の気分ですわ…と、ジャンル違いの楽曲をケツメイシさんにいってしまいました(笑)。
煮るなと焼くなと、なんなりお任せします…と。
流石。
音楽だけでなく、ケツメイシさんって、佇まいも素敵でした。
深夜放送時代のリスナー達との繋がりは、たぶん一生途切れないと思います。
お互いの心のひだに「音楽」や「青春」がラジオと一緒に染み込んでしまったからです。
しかも、誰も・・・後悔していない(笑)
プライベートFBで再開した(当時のペンネーム)極楽みかんちゃん。
番組10周年の時、八木誠(故人・DJ)さんを招いて、10周年パーティを催したとき、
彼女は既に東京外大の学生で、フラメンコダンスを披露してくれました。
番組はその後20周年をもって終了し、それから10年以上経つから、
彼女も既に世間からは「中年」と呼ばれているカテゴリーにいると思います。
その彼女のFBで「懐かしのカセットテープ」という投稿があって、写真を拡大してみると、
あの頃、僕がヘビー・ローテーションしていた曲ばかりでした。

写真のカセットは当時の彼女の高校の先輩、「今治北校のホワイトストーン君」からもらったものだと・・・。
勿論、彼のことも覚えています。
トム・ウエイツ(Tom Waits) ウイリー・ネルソン(Willie Nelson) ドン・マクリーン(Don McLean) ・・・
こんな渋いのを若い高校生達に僕は押し付けていたのですね(笑)
どうぞ、今も。
みんなが幸せな「中年ライフ」をおくってくれていますように・・
どうぞ、今も。
ラジオのシンパでいてくれていますように・・
〝森の国〟のキャッチ・コピーでお馴染みの
松野町の阪本壽明(さかもととしあき)町長さんが訪ねてきてくださいました。
南予の人は、誰も目が優しい・・です。

写真は町長さんの名刺の裏。
「ぽっぽ温泉」とか「おさかな館」の優待券になっているのも楽しいですが(笑)、
このキャニオニングのイラストが実に可愛い!!
聞けば、松野町に「Iターン」してきたクリエーターさんの作品だとか・・・。
街々に“人”はいますねえ・・。幾多の才能が生きているんですね。
ラジオからは、
キャロル・キング(Carole King)の「ナウ・アンド・フォーエバー(Now and Forever)」が聴こえます。
大昔の映画。街をなでるような俯瞰の映像に、この曲が使われていました。
今日だけは勝手に、松野町の歌として聴いています(笑)。