男性アナウンサー世界は基本、体育系ですから、どこまでいっても”先輩・後輩”の上下関係が続きます。
が。
本質的な序列は「スポーツ中継」の巧拙で決まります。
野球中継で言えば「盗塁」の瞬間実況。
サッカー中継で言えばゴールの瞬間実況。
・・そして、熱量。
キャリアだけ長くても、後輩が「なんだあの人の放送は・・」と一度思ってしまったら、それでおしまいです。
反対に後輩でも「あいつ、やるなあ」と先輩に思わせたら、勝ちです。
僕もそうでしたが、そういう心服をしなければ(無視はしないまでも・・・笑)言うことをききません。
下剋上なのです。
そう、常に戦国時代。
そういう伝統と競争のある放送局で居続けることは、素敵なことだと思っています。
昨日行われた「愛媛駅伝」実況中継。
CATVとラジオのサイマル放送チャレンジ2年目です。
実況は藤田勇次郎アナ。
放送現場の隅で見学していました。
” 勇次郎、やるなあ・・・”