『あなたに言ってもわからないと思います』

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By田中和彦

秋山真之が日本海海戦で、村上水軍の戦法を取り入れた話は有名です。
あるとき、その古い資料を読んでいる真之に誰かが聞いたそうです。

「古臭いものなんか、なんで読んでいるんだ」

真之は答えました。

「白砂糖は黒砂糖からできるものなんだ」

カッ、カッ、カッ。・・・カッキー!! でも、きっと・・嫌われたろうなあ(笑)
そんな国家・歴史レベルではないんですが、
深夜放送にとっぷり浸かっていた頃、会社で音楽誌を読んでいる僕を見て、
ある先輩からおんなじ様なことを聞かれたことがありました。
その時の僕の受け答えが・・

「あなたに言ってもわからないと思います」(爆)(爆)

感じ悪かったと思います。いや、ソートー感じ悪い(笑)

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ネットラジオでは、ボブ・ディランが「ベルがどうのこうの」と歌っています。
タイトルを思い出せません。
世間に嫌われながら(笑)、身につけた音楽知識もこうしてだんだん薄らいでいきます。
人生は後悔の連続です(笑)。

ヤクザ映画の常套句を思い出しました。
・・・「吐いた唾は飲めんのでぇ」

 

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お知らせ 「風の男・BUZAEMON」ギャラクシー賞受賞アンコール・オンエアーが決まりました。
6/20(土) 12時~13時。冒頭10分間ほど生喋りに登場致します。
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『アネットの帰り道』

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By田中和彦

 

 

松山市民病院そばの「アネット」で読書ランチした帰り道。

 
アネットのコーヒー

コインパーキングに停めてあるタントのダッシュボードに、弊社のウイットが…

 
ダッシュボードにウイット

どこのどなた様か存じませんが、ありがとうございます。

傘の中から頭を下げました。

『圧倒する文化』

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By田中和彦

広告業の全国大会です。
オープニングの艶やかさ。

石川音楽堂

そして、新幹線がついた金沢駅。

金沢駅

どちらも。
圧倒する文化の香り…です。

妙な表現ですが、旧家でお金持ちの友達のウチに遊びにきた感じ…(笑)。

しかも、自然体で威張らないいい友達の家。
僅かな場所見知り(笑)といつもの人見知りの自分。

五木寛之がこの街を愛した意味がわかりました。

記念講演の嵐山光三郎さん曰く。
『京都は平安時代の雅』
『金沢は江戸時代の粋』

…なるほど。僕にジャストミートするはずです。
旅の途中に。
自分で自分を嗤っております(笑)。

『フェアバンクスの溜め息』

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By田中和彦

自社の社員を褒めるのは、親バカ・小バカなのですが・・・ちょっと備忘録として。
みかん一座も勿論のこと。アラスカの出張は、実にハードスケジュールだったのです。しかもこの時期、「白夜」状態。日の入りが22時頃だから調子が狂うのです。
それに輪をかけて、現地の皆さんの「アラスカ時間」といわれてる、のんびりした時間管理(笑)。5分、10分を遵守する僕たちが間違っているのかしらんと思いだしたりして・・。「日本人は器がちっちぇのか?」と(笑)。

アラスカ雑感写真写真:アラスカにて

ある日。
懇親パーティが21時に終了。この時間、外は真昼の明るさ(笑)。そして翌日の起床は午前4時。一流のホテルなのですが、フロントにモーニング・コールを頼んでも「当てにならないので頼まないほうがいいです」と現地ガイドさん。
とにかく寝なければ・・。

そして朝。
早朝4時。やっとこさ起き出してホテルの玄関に集合したら、日の出がはじまる薄暗い外から、うちの伊東ディレクターが音声さんを引き連れて帰ってきました。
あれ? 確か・・昨夜のパーティは一緒だったのに?
「どうしたの?」
「おはようございます。もしかしたら、夜中にオーロラが撮れるかと・・」
「オーロラは冬だけじゃないの。寝てないの?」
「はい。でも、地元の人が、100回に一回くらいは今でも出る事があるというものですから・・二晩連続チャレンジしたんですけど、ダメでした」
・・・と、疲れよりも、ただ残念さだけがその表情に。

僕は局内では、”制作出身者”だと自認しているのですが、もう「制作現場」には戻れないと思いました。
今更。どのツラ下げて・・ラジオマンでござい! などと・・
彼のような根性を、今は持ち合わせていない。それも飄々と・・「ダメでした」と言える・・感覚。

今年度の「日本記者クラブ特別賞」を彼は受けます。当たり前だよな・・と。

伊東D写真さて。この僕。
制作現場に帰れないとなると、いよいよ、真面目に仕事しないとな、・・と、ため息ひとつ。
現地で買った僕のブルーのノートには「フェアバンクスの溜め息」と一行メモが、汚い字で残されていました。

※フェアバンクス・・アラスカ内陸部の都市。和田重次郎がこの街ができるきっかけをつくったと言われている。

『ハード・ディズ・・・モーニング』

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By田中和彦

ビートルズの「ハード・デイズ・ナイト」は、
“一日中、犬のようにクタクタに働いたけど 家に変えれば君がいてくれて 僕を慰めてくれる” ・・みたいな歌でした。

僕の場合は、「ハード・ディズ・モーニング」。
朝。 出勤して、パソコンを立ち上げて、ネットラジオに接続した時が、一番癒されます。

マイタイム。或いは、青春時代から続く孤独癖。
ラジオと音楽が羊水。胎児のような安心感に包まれるからです。
・・にしても。
土曜日のサイクリング疲れが一日おいて出てきました。

総勢23名が興居島を走り回る社内サイクリング大会をしました。恋人岬集合写真
はしゃぎながら瀬戸内の潮風を身体に受けました。
本日(4月27日)デビューの新人女子アナ。星加くんと西木くん。可愛い娘たちですので、ご愛顧ください。新人アナ星加くんと西木くんと3ショット
あっ。アーネストとは僕のサイクリングネームです。
勿論、ヘミングウェイのファーストネーム。サイクリング雑感
社長、部長…とかでは呼ばず、遊びだから、こんな名前で呼びあっています。

興居島、恋人峠のキツイ上り坂の・・・余波ですね(笑)。  恋人岬上り坂
坂を登らずに「坂の上の雲」を掴むのは無理なのかしらん・・と怠惰な妄想を抱いて松山城を眺めております。松山城