『カンバスの余白八月十五日』

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By田中和彦

今月末で退任される神野(こうの)愛媛県副知事が先日ご挨拶に来られました。
副知事にお会いするといつも僕の話は90%娘さんの事になります。
俳人・神野紗希(さき)さん。
松山東高校の放送部に在籍している時に、俳句甲子園を取材したら、ミイラ取りがミイラに。
すぐさま俳句部を東高に創設して、翌年の第4回俳句甲子園で後輩を引き連れて優勝!
その年の最優秀句が彼女の創った
“カンバスの余白八月十五日” でした。
プレバト風に言えば「凡人」と「才能なし」の真ん中くらいにいる僕ですら、ほーっと感じ入る句です。
神野副知事は優秀な行政マンでらしたし、彼が副知事でなければまとまらなかったことや、
ギスギスしたであろう組織を上手くまとめていらした事を十分承知していながらも・・・
いつまでたっても僕にとっては紗希ちゃんのパパです(笑)
今回も失礼ながらそう申し上げたら、
「親冥利に尽きます」と笑いながら答えてくださいました。
副知事職、お疲れ様でした。そしてこんな無礼な奴とお付き合いいただきありがとうございました。

『NEVER SURRENDER(ネバーサレンダー)マスク』

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By田中和彦

7月からさ、新しい役員体制になるし、コロナ自粛も緩和されてきたからマスクにウィットのシールを貼って、営業も制作も外に出ていこうぜ!!
・・・と、僕は先日、最後のわがままをいいました。
そしたら今日、試作品ができました・・・と。

勿論、月曜日の株主総会にも付けてでます!!(笑)
広報部長さんがコリーハート1985年のヒット曲から「ネバーサレンダー」のコピーをいれました。ナイスな仕上がりです。
“諦めるな 諦めたらいけないんだ 一人じゃないよ 最後まで戦おうよ”・・・みたいな名曲。
当時、末期がんと闘っていた母親をコリーハートは思い歌っているとも言われました。
皆さん!ネバーサレンダーで頑張りましょうね。

『逆光線の中で』

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By田中和彦

南宇和高校サッカー部時代から付き合いが続いている愛光学園の石橋先生と愛媛FCのレジェンド友近俊朗(元・参議院議員)くんとランチをご一緒しました。

石橋監督の高校サッカー選手権のラストゲームの相手は一回戦で埼玉・武南高校と。その4年前に勝って初優勝した時の相手でした。
ラストゲームというのは石橋監督はこの年で南宇和高校を退職して、春には愛光学園に転職することになっていたからです。
そして僕も石橋監督に合わせて、この全国大会でサッカー中継から足を洗うことを上司に告げていました(生意気なサラリーマンです・・・笑)
そのゲームでグランドにいたFWの一人が友近くんでした。友近くんはその後早稲田大学に進学し後輩になりました。
ラストゲームはサドンデスのPK戦で負けました。
友近くんが古い雑誌を持参してきました。「ボードウォーク」に石橋先生が特集された時のもの。僕も後ろに写っています。

三浦保記念館でのサッカー談議のランチタイムは、30年の時空を軽く越えました。
二人の写真は逆光になったけど、僕の青春のなかでは、今も鮮やかに甦る思い出ばかりです。
毎日、こんなランチタイムなら幸せなのだけれど。

『記憶の葉っぱ』

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By田中和彦

沢山の反響を頂いた作品。
ドキュメンタリー番組をドラマに仕立てたローカル制作の「記憶の葉っぱ」。

(ドラマのモデルとなった、金森一臣さんと薫さん)

まだ新型コロナウイルス感染防止の自粛期間だから、形だけの極めて短時間の打ち上げをやりました。
(スポンサーさんのお店支援でもあります。)

「赤シャツの逆襲」や「ソローキン女子の憂鬱」をテレビドラマにしてくれた岩城一平監督(写真一番右)
彼に出会えた偶然を僕は神に感謝しています。
そして、役者の桝形浩人くんや、松本久美さんや山田裕二くん。全ては人の繋がりが不思議な化学反応を起こして、素晴らしい作品が出来上がりました。
打ち上げなのに・・・「今度、なにやろうか?!」ばかり、僕は喋ってました(笑)
集まってくれた“才能達”にありがとうを。
外は冷たい梅雨の雨だけれど、とてもHOTな時間でした。
ありがとう!!!僕は幸せです。

『パパとなっちゃんのお弁当』

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By田中和彦

身内を褒める恥をあえて晒します・・・
昨夜のNNNドキュメント「パパとなっちゃんのお弁当」

49歳の新居浜市のシングルファーザーが高校生の娘のために3年間毎日、700回のお品書き付きのお弁当を作りつづけた物語。
熱い父親とクールな娘。が、なにもかも分かっている上でそれを装っているなっちゃんが素敵にも思える。
安庭カメラマンの映像がまずは秀逸。
高校生になじめる東予支局の高木奏記者が見つけたネタ。
制作した清家夕貴キャスターの優しさはなっちゃんに限りなく近く、わざとらしくない構成。
そして統括したのは当社を代表するドキュメンタリストの一人、寺尾隆ディレクター。
会社は大変な時代に遭遇しているけど、
なんとかしていこう。
なんとかなるだろう。
・・・と思えるのはこういう作品が創れるスタッフが当社には揃っているから。
で・・・二重に泣けました。
もう一度申し上げます。身内を褒める恥ずかしさを知った上の投稿です。