JR秋田駅そばのホテルから歩いて、大会が行われる秋田県民館に。
陽の光、風、ともに実に爽やかです。この移動が唯一の観光タイム。
千秋公園のお堀の向こうは高等学校。
お堀の中にある学校・・・愛媛でいえば西条高校みたいです。いいですよね。
関ヶ原の後。この地に異動させられた(笑)佐竹藩はここに「久保田城」を造ったらしいです。
その日もこんな陽気だったんでしょうか。
ご当地の秋田魁新報(あの犬養毅が主筆をつとめていた東北で一番の社歴を誇る)を読みながら、
400年前の秋田に思いを馳せます。
朝一番に映画『ノッティングヒルの恋人』のテーマ曲だった『She』の出来るまでをテレビで観たものだから、
ロマンチックな気分になって空港に来ました。
あの頃(確か映画は1999年)のマスター音源はオープンテープだったんだな、と改めて・・・。
原曲はシャルル・アズナヴールだけど、本国フランスでは全くヒットしなかったんだ、と彼自身が・・・。
エルヴィス・コステロがカバーし、あの映画のバックに使われたことで一つの曲の“人生”が変わりました。
“愛しい人の一番の呼び方・・・それは、She”
飛行機は修学旅行生と一緒。大洲高校の皆さんらしいです。
おっさんはお節介に、「She」のようにいつ人生は変わるのか分からないから、
途中で悩んだり、絶望したりしないようにね、・・・と、後ろ姿に無言で語りかけるのでした。
※「She」エルヴィス・コステロ 1999年
昨日、おっさんは張り切って、興居島への社内サイクリング大会の準備をしたのです。
なんなら。1万円もかけて自転車の補修と部品交換までして・・・。
が。午後から降水確率100%で、島は逃げ場がないからと、急遽中止に。(泣)
で。セカンド・チョイスで映画『孤狼の血』に。
柚月裕子さんの原作はハードカバーで買って読み、それを忘れて文庫本まで買って(笑)読んでる途中で気がついたという、角川文庫に貢献したいきさつがあります。
ま。人生はセカンド・チョイスの方が結果がいいことがあります。
※『孤狼の血』5月12日(土)公開
http://www.korou.jp/