『そして、神戸』

In Categoryヒコヒコ日誌
By田中和彦

ラジオの深夜放送を担当していた時代に一貫して、高校生に喋っていたことが一つだけあります。

“19歳が最高です。19歳の時に聴いた曲、読んだ本、逢った人・・が人生に一番影響をしますからね” と。

『そして、神戸』(内山田洋とクール・ファイブ)は僕が19歳の時のヒット曲です。

当時は、天地真理や郷ひろみがデビューした後の全盛期で次々とヒット曲をとばしていました。
学園祭にきた天地真理が控室でたばこを吸っていたというニュースがキャンパスを駆け巡り、
「そんなのは嘘だ!」と真理ちゃんファンが怒っていたのを思い出します。

その一方で『喝采』(ちあきなおみ)や吉田拓郎、三善英二などが記憶に残っているのですから
音楽シーンは賑やかでした。

神戸の震災の後。クール・ファイブはこの唄を封印していたそうです。悲しい恋歌だから・・。
でも神戸のみなさんの10万人の署名が集まり紅白歌合戦で歌った年がありました。

音楽の力ですね。

ランチミーティングが終わったら、僕は「そして、神戸」(笑)。
ちょっと神戸出張に行って参ります。

※『そして、神戸』内山田洋とクール・ファイブ(1972年11月リリース)