『散るように歩きたい・・気分』

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By田中和彦

出勤時。
今朝のお天気にピッタリの『スタック・ウィズ・ユー』(ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース)なんかが流れていたから、
ラジオスタジオを覗く。

「何か!?」 緊張が走っている(笑)。

いやいや。センスある選曲しているからディレクターの名前と顔を確認に来たの・・と、スタジオのドアを閉めました。

業務妨害に近い(笑)ラジオおたくですね。

降水確率50% の予報だけど、ご覧の晴天。

命の限りを言われて病気と闘っている友達に、
「ほら、わかんないもんだろ? 予想なんて」と言ってあげたくなるような松山城です。

僕が魔法を使えるなら「ほら、ね」と奇跡を見せてあげたい。

司馬遼太郎さんがなんかのエッセイに書かれていた、この街を「散るように歩きたい」とふと、思いました。

※『Stuck With You』 Huey Lewis & The News (1986年)

『ニュースキャスターだった頃』

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By田中和彦

週末に、高校野球解説者さんとOBも含めたスポーツアナウンサーの集まりが企画されています。

例えば往年の宇都宮基師アナ、解説の見乗敏茂さんとか・・。先輩達に会えるのが楽しみです。

昔の野球実況取材ノートがどっかにあったはずだと探していたら、こんな写真が出てきました。

たぶん・・最後のニュースキャスターだった頃。

ソニーお気に入りのワープロ「プロデュース」の上にニュース原稿をおいて、赤ペンで書き込みをしている・・。

平社員が座る席だし、タバコを吸っているのと、CDを積み上げているから多分1990年頃ですね。

いずれにしろ高校野球中継がうちから平成新局に移っていくターニングポイントの頃です。

ニュースはもう勘弁だけど(笑)、それ以外は元に戻りたいと一瞬思ってしまいました。

それはそうと、誰が何のために撮った写真なんだろう。

『陳情という訳ではないけれど』

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By田中和彦

女性を見てキャーキャーいう年ではないんだけど。

伊予鉄の路面電車で女性運転士を見つけて、キャーキャー言ってしまいました。

チョコボールから銀の口ばしがでてきた感じ…(笑)

その後の会合で伊予鉄道のS社長にお会いしたので、
思わず「外から見て、女性運転士だとすぐ分かる車両を作ってください…」などと。

「そんなに気にして貰えてありがとうございます」…。

すいません。アホな事を申し上げて。

写真は失敗です。

陳情はいつか実るかしらん(笑)

※伊予鉄道では今年、戦後初となる市内電車の女性運転士が2人誕生しました。

『あなたにお別れを。そして、感謝を』

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By田中和彦

「この作品で日本一が取れた!」と完成時にスタジオで初めて自信を持ったのは、
ラジオミュージカル『平成おらんだおいね考』(1992年)でした。

しかし、全国の最終審査会で最優秀を逸し、悔しかったから
みかん一座の座長・戒田節子アナウンサーに「舞台にしてくれないか!」と。

旧局舎のラジオ第3スタジオの副調整室。
僕が他人に必死で熱っぽく頼み込んだ…唯一の思い出です。(基本僕は、親にすら甘えない性格なので・・・)

そしてよく年。
それは「オランダおいね一番星咲いた」として松山とおいねが青春時代を過ごした宇和町で公演されました。

その時。予算化されていないのに、議会と議員を説得して、ミュージカル公演の実施に踏み切ってくれたのが
当時の宇都宮象一 宇和町長でした。

その後。宇和町はおいねの父親シーボルトのふるさとでの海外公演にも資金を出してくれました。

今日は西予市で、その宇都宮さんのご葬儀です。
予定を全部キャンセルさせてもらい戒田アナと列席させてもらうことにしました。

あなたにお別れを。そして言い尽くせぬ感謝を。

『昭和のワイシャツ』

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By田中和彦

午前中に起工式に列席予定があるので、
ボタンダウンじゃない昔ながらの白いカッターシャツにネクタイ姿で出社しました。

学校の先生だった父親がいつもこんなシャツだったな。なんか、昭和な気分です。

そういえば父親のネクタイが100本ほど実家に残っていて「形見分けに好きなの持って行って」と母親に言われたけど、
一本もできるネクタイがありませんでした。 弟も息子も・・(笑)

“教師はお前たちみたいに目立ってはいけないんだ”

・・とマスコミを敵視していた父は、生き方は別にしてネクタイの趣味はひどかったです(笑)
そんなことを梅雨休み?なのか、晴れ間からみえるお城を観ながら思い出しました。

洋楽で「ママが言うには・・」という詩は多いです。
ビートルズの歌やもっと古いと『恋はあせらず』なんかも、ママが言う格言。

「パパが言うんだ・・」という唄は少ないです。

父の日月間に、昭和のカッターシャツでふと・・・。