三日も出張していると溜まったメールチェックとハンコもんとお手紙の返事で午前中が終わりそうです。
会社のエレベーターに貼ってあったミニポスター。
思わず微笑みます。
若い頃。「あれがしたい、これがしたい」と叫んだところで誰の応援もなく、
結果ラジオの世界に篭って独りでバカ企画をこなしていました。
江刺くん。幸せだね。こんなポスターを作ってくれる仲間がいて。
江刺くん。君が羨ましいよ。バカなやつが愛される方程式を解いた事が…(笑)。
みんな…お前が好きなんだね。
その前に明日は高校サッカーの決勝戦。大一番。
僕もスタジアムに行きますね。
第95回全国高校サッカー選手権大会 愛媛県大会決勝「松山工業vs松山北」
11月12日(土)12:55~14:55 テレビ生中継
解説:三浦淳寛(元日本代表MF) 実況:江刺伯洋
全国地域サッカーチャンピオンシップ「FC今治vsヴィアテイン三重」
11月13日(日)13:20~16:00 ラジオ生中継
解説:赤井秀一(元FC今治、現愛媛FCレディースヘッドコーチ) 実況:江刺伯洋
東京高輪・桂坂の風は11月の冷たい風でした。
が、民放の制作者達が目指す放送オリンピックの頂点を決めるこの日は…熱いです。
日本民間放送連盟賞。
第64回民間放送全国大会が始まります。
開会前に記念撮影を。
ラジオ『赤シャツの逆襲 2』の小倉部長。
テレビ『書道パフォーマンス甲子園』の松下部長。
おめでとう。
君たちの勲章と一緒に喜びを分かちます。
能楽師”人間国宝”の梅若玄祥さんが会社に寄ってくださいましのでトップとお会いいたしました。
僕の隣に立っているのは茶人・木村宗慎さん。
木村くんは高校の後輩ですが、彼の大胆で広範な人的ネットワークがあったからこそ”人間国宝”を今回、宇和島まで引っ張ってこれたみたいです。
よく、声をかけれたねえ。
「ま、お茶も、お能も室町時代からの流れですから・・」
・・・ですけどね(笑)。
僕ら素人は”人間国宝”と聴くと、頑固一徹の宮大工の棟梁のイメージがどうしてもあるんです。
ところがこの包み込むような玄祥さんの笑顔。
梅若玄祥さんが大昔にロマンチックな恋をして、今に至られていることも知っています。
そんなものをすべて含めて、その人柄や人生の全てが人を惹きつけるような微笑みになっているような気がします。
所作も眼差しも言葉遣いも・・・すべて「粋」なのです。
見習いたいです。憧れます。
お茶も、書道も、踊りも、謡も、なんなら着付けも、・・・・なんにもできない僕だけれど。
梅若玄祥(うめわかげんしょう)さん 1948年2月16日生まれ、68歳
観世流シテ方能楽師。現代を代表するシテ方の一人として知られ、数多くの賞を受賞。
宇和島藩伊達家ゆかりの民謡「宇和島さんさ」を後世に残すため、統一した振り付けを考案。
健診センターの朝。
僕は今日一日、名前でなく番号で呼ばれます。
刑務所気分です。だから社内でも役職名で呼ばれるのが嫌いなのです。
「オプション検査、つけますか?」笑顔の可愛い受付嬢さんです。
血液検査で分かるのを全部お願いします。
「はい」
で、ストレス症候群チェックってありますか?
「え…っと?!それは…」
すいません、冗談です。DJ時代の癖でどっかに笑いを欲しくなるアホ中年なのです。
ジョークはTPOを、農家さんはTPPを考えないとね、田中君。
番号で呼ばれる孤独とは別に…。