『泥濘(ぬかるみ)』

In Categoryヒコヒコ日誌
By田中和彦

お盆休みのお相手は(愛媛出身の)黒川博行「泥濘」と最近ささっている柚月裕子(「孤狼の血」「凶犬の眼」・・・最高でした)

ちなみに「泥濘(ぬかるみ)」

伊予弁では「じゅるたんぼ」と言います(笑)

特に西条、今治、松山の一部で・・・。

平成のうちに伝えておきたい「ふるさとなまり」の一つです。

『チャランポラン』

In Categoryヒコヒコ日誌
By田中和彦

作家・島田雅彦の書いた文章に「チャランポランはペルシア語で“いい加減でふらふらしている”いう意味である」・・・と。

調べてみたら、正確には「チャランデ・ポランデ」。

偶然なのか?!マジで語源なのか?!分かりません。

なにせ、知り合いにイラン人がいないから確かめようがありません。


40年前。チャランポランな番組(※当時の写真)をしていた二人が今年も8月25日(土)の23時から生放送「ザ・青春シャッフル」をやります。

なぜか、チャランポランが許されてきた平穏無事な“ラジオの幸運”・・・に感謝しています。

『僕も誰かと共生している』

In Categoryヒコヒコ日誌
By田中和彦

ニューカレドニアを「天国に一番近い島」と名付けたのは作家・森村桂でした。

早熟な僕は中学2年の時にドストエフスキーより先に彼女の「結婚志願」を読みました(笑)。

デパートの「ニューカレドニアと美しいサンゴ礁の水族館」のオープニング式に参加して(新聞社と他局の主催なんですが・・・)多分僕一人、森村桂を思いました。

今日は午後から宇和島で葬儀に参列するので黒服。せめてめでたい開展式にはと、赤いチーフを入れていきました。

目を引いたのは「ウツボとエビの共生」。

エビはウツボの表面にいる寄生虫を取ってくれるんだそうです。

その代わりにエビの天敵達は、ウツボが怖くて寄ってこない・・・曰く「共生」。

不思議な光景ですが、人は一人では生きていけない・・・例えです。

森村桂が亡くなって10年以上が経ちました。記憶では精神を病んだ上の自殺だったはず・・・。

葬儀で、友人代表の弔辞が美智子皇后だったことだけ覚えています。

「共生」・・・僕は誰と一緒なんだろう。

『紫舟の言葉』

In Categoryヒコヒコ日誌
By田中和彦

「努力をした人に栄冠は訪れます。でもね、一つの努力で効率よくあれもこれもって、夢を描く人がいます。一つの努力はせいぜい一つの達成です。努力、修練を積んでまたこの舞台に来てください」

表彰式での書家・紫舟の言葉が胸に刺さりました。

第11回書道パフォーマンス甲子園は福岡県立八幡中央高等学校連覇を果たしました。
南海放送賞とのダブル受賞です。

実は一番先に南海放送賞を発表するんです。例年なら当社の賞に入ると優勝ではない!・・・が通例なんですが、今年から重複受賞を認めて貰いました。

生徒はそれを知らない・・・。優勝を狙っていたチームはショックだったかもしれませんが、(15分だけ我慢してね・・・と心の中で念じていました)

南海放送賞はテレビ画面にした時に一番インプレッションの高いチームに差し上げたかったんです。

クィーンの「WE WILL ROCK YOU」をバックに赤字でROCK YOUと書き上げた瞬間、♫ロック・ユーの声がぴたりと決まってました。

審査員席で、思わず「カッコいい」と声を上げてしまい、紫舟に笑われました。

クィーンのサビと紫舟の言葉が残った大会でした。

因みに南海放送賞にしたかったもう一つの候補は広島立神辺旭(かんなべあさひ)高等学校の「熱戦」。

彼女らは「紫舟賞」を受けました。

紫舟賞を貰うと、彼女手書きの表彰状がいただけます。

※「WE WILL ROCK YOU」1977年 Queen

『消臭力』

In Categoryヒコヒコ日誌
By田中和彦

次々に楽しいテレビCMを打ち出してくるエステーの鹿毛康司さん。

宣伝担当役員だけれどクリエイティブ・ディレクターでもあります。

放送局の立場から言えば大スポンサーなんですが、なんだか大学の同級生的なお付き合い(同窓だけど本当は僕がちょっと上)をさせて貰っています。

今回、松山に同行してきたこの女性。

新しいCMタレントさん?或いは鹿毛さんのスタイリストさん?・・・と名刺交換したら、なんと?!エステーの宣伝部の社員・井出瑞樹さん(通称、花子)

「こいつ西川くん(貴教)の大ファンでCM観て、エステーに入ったらそばにいれるかも?とウチを受けに来たんです。それは役員面接で隠し通して・・・ふざけた奴でしょ」と鹿毛さん。

「しかも、花子はタメ口で喋るんです・・・」と。

上司に愛されているのがわかります。

「違いますよ。鹿毛さんに注意しただけですよ。そのツイッターの書き方では若い人に刺さりませんよ、と」

天下のクリエーターの文章も添削するらしい(笑)

エステーの元気イメージの源はこんな所にもあるのかもしれません。

「田中さんさ。今度始めてラジオCMも創ってみたんだ、聞いてくれる??」と、聴かされたラジオCM。

うん、いいです。楽しいです。

きっと全国に先駆けて当社で流してくれると思います(笑)。

最後の一行は酔っ払った勢いで・・・。