『そんな時は唄だ。ならば・・・ラジオだ』

In Categoryヒコヒコ日誌
By田中和彦

FMラヂオバリバリ(今治コミュニティ放送)の市民パーソナリティさんのご婦人が、実母と義母の二人の介護を同時にしていた時、
「なんて私は不幸なんだろとため息ばかりついてました。そんな時ラジオに救われたんです」・・・とお話しされました。
司馬遼太郎さんの ある小説に、
「人が悲しんでいるときに顔をすり寄せてきて、お悲しいことでございましょうと言ってくる奴ほど困った手合はない」
「・・・こういう時はな、唄だ。唄はこういう時の為にあるのだ」・・・というシーンがあります。
FB友達の訃報の書き込みに「ご冥福をお祈りします」と僕が書かないのは、そういう事です。
そんな時は唄なのです。
今ならば・・・ラジオです。
だからまた、ラジオを来年のあるタイミングから始めようと思っています。

かかりつけの耳鼻科の待合室の好きな絵を見ながら・・・師走に思うことあり。