愛媛大学で毎秋、教養講座を持っています。今日がその初日でした。
講座のタイトルは「人間科学入門」です。
南海放送のトップとして「メディアの現在」という立ち位置で、ラジオ・テレビなどのメディアが、何を考え、何をしようとしているのかをお話しています。
今朝は8時半からの早朝?授業にも関わらず、150人程がちゃんと大講義室に集合。
(自分が大学生の頃は、朝一番の授業は必ずといっていいほど、サボっていたような気がします・・・笑) 今の学生は真面目ですね。
授業後の感想リポートをいくつか・・
「メディアにはソフトとハードが存在すること。メディアは情報を発信する目的で作られてきたが、人間的な欲求から少しでも影響力のあるソフトを作る動きに変わりつつあることを知った」 (理学部・一回生 男性)
「昔はラジオ受信機を普及させるためにソフトとしてラジオドラマを作っていたが、以後は影響力をもつ文化の担い手としての立ち位置に変わってきた」 (農学部・一回生 女性)
「ラジオから始まったメディアが、今はテレビ、インターネットやSNSにまで及び、発信する側の責任というものが、個人にも及んでいったことを知った」 (教育学部・三回生 女性)
などなど・・・受け止め方も正確で、凄いです。
こっちが教えているように見えて、実は教えられているような錯覚も感じました(笑)。
なんとなくそわそわしている祭りが近い松山。その一方で、早朝の大講堂でノートをとる大学生達。
それぞれの秋・・ですね。
来週は「X年後」の伊東ディレクターが教壇に立つ予定です。
ラジオからボブ・ディラン(Bob Dylan)の「フォーエバーヤング(Forever Young)」が流れています。
実は昨日、ひめぎんホールで「レディースセミナー」が開かれ、
いま話題の”美魔女”、JJモデル出身のママさん女優・黒田知永子さんがトークゲストにやってきてくれました。
心身ともに素敵な女性になろう・・をキーワードに始まった「レディースセミナー」も20回目を迎えてすっかり定着し、
2700人以上の応募があったそうです。今回ほどこの趣旨にぴったりのゲストもいなかったのではないか!? と思いました。
24歳の娘さんがいらっしゃるという53歳の黒田さん。
話しっぷりは実に“男前”で、同性に支持され、憧れられている方というのがよくわかりました。
「フォーエバーヤング」でいること。
それは、姿かたちだけでなく、生き方、考え方、話し方など・・すべての要素とその集大成なのだなと思いました。
10月1日。今日は南海放送の創立記念日です。
勝負ネクタイは、去年、記念講演に猪瀬直樹さんを迎えた時のポール・スチュアート。
下着はお見せできませんが(笑)、深夜放送時代のリスナー達から還暦祝いに頂いた赤いパンツです。
開局の日はいつも、61年前のラジオ南海(当時の社名です)一期生達を思います。
みんな20代の若者達。素人集団。彼らは何を考えていたのかな、と。
さて。
南海放送にもサイクリング部が出来ました。総勢23名でのスタートです。
日頃の不摂生で、お腹が出てきたので、このままではサイクリングスーツが似合わないと(笑)、本日からダイエットを始めました。
ちなみに、摂生スタート初日の朝食は青汁と林檎ゼリーです。
僕にとっては二重の意味で、新しい朝です。
恒例になった松山秋祭りの神輿の総練りが、昨日、城山公園で行われました。
改めて、この会場=多目的公園を作ったことはファインプレーでした。愛媛マラソンのスタート・ゴールにもなっていますし・・・ね。
今年はゲスト?として、新居浜の太鼓台、宇和島の牛鬼も登場。近隣ではありますが、北条鹿島の柳会のだんじりも初めて見ました。
いいですねえ。
その町々に、それぞれの風情と歴史があるのですね。
「お祭り騒ぎ」という言葉は、悪い意味にも使われたりしますが、昔々から続いている行事というのは、人々が根源的に求めているものだからだと思います。江戸時代も今も・・・。
シンプルに喜び合うこと。人生はそれですべてが解決することもあります。
南海放送ラジオも今日から秋編成のリニューアル。朝ワイドには山下アナウンサーが久々の登板です。いままでやっていた和気アナウンサーは報道部に帰るのですが、昨日はこの模様を早速カメラマンとして取材していました(笑)。
順応力のあるマルチな人材がそろっている会社です。 ま、楽しそうでしたが・・(笑)。
朝一番。
松山大学にご挨拶に参りました。
先方を待っている間に、応接室から松山城を眺めると、眼下の松山北高校では
テントの用意が整い、運動会の整列練習をしていました。
季節は、そんな秋ですね。
何十年と、同じ風景のはずです。
デスクに帰って、ラジオをつけると
「Have I told you lately」 ロッド・スチュアート(Rod Stewart)。
プレイボーイが、ある日、過去の行いを反省して、
彼女に「今までごめん。許してくれるかなあ。愛しているんだ」と歌う、
随分都合のいいラブソングです(笑)。
僕は、ロッドに「許す! 許すよ!彼女はどうか知らんけど・・・」と
毎回つぶやきます。
何十年も、同じ反応です。
秋、ですね。