「脳っていうのはね、雑食じゃなくてね。食べる栄養分はブドウ糖オンリーなんですよ」
と、脳外科医はおっしゃいました。
「だから、受験勉強に甘いものを食べたらいいという言い伝えは本当なんです」、と。
老母が糖尿病にも関わらず、よくチョコレートを隠し持っているから(笑)、ダメじゃないかと叱ると、「甘いもの食べないと、頭が悪くなるじゃないの」と反論するけど、理論的には正しいようです。
ま、83歳で期末試験もなくなった今、その必要があるのかどうかは別にして・・。
頂き物の「赤福」を朝一番、珈琲と一緒に。
何年か前に伊勢神宮に行ったとき。赤福本店での川風の心地よさをフト思い出しました。
そんな訳で、脳だけは元気です。
「おかげ横丁」でその時買った宝くじが3000円当たって、流石、お伊勢さん!と言って顰蹙をかったことも含めて・・ブドウ糖の、いや、赤福の思い出なのです。
ゴーゴーズ「We Got The Beat」で僕の7月1日が始まりました。

写真:昨日6/30「輪越し祭り」(松山市萱町商店街)に繰り出したラジオスタッフとうちの若手女子アナ達。雨の中頑張りました。
Oさんは入社の一期生にして、大昔の社長さんで、すでに故人でいらっしゃる。
「こら。かずひこ!」と社内で会うと20代の新人アナを、下の名前で乱暴に呼んでくださっていた。それが親しみをこめているということも知っていました。

写真:南海放送 旧社屋 道後樋又(1964年頃)
一階の喫茶店にタバコを置き売りしていたのですが、セブンスター全盛期の頃にハイライトがあったので、
「なんで、こんなダサいタバコを置いているのよ」とマスターに言ったら、答えずに目配せ。
僕の後ろにO社長がいらして、「ワシが のみよんじゃ。悪いか!?」
(爆) ! (爆) ! (爆) !
霧の立ち込める松山。
なんで今日、僕はOさんのことを、思い出しているんでしょう・・。
「社長はいつも、お昼は一人なんですね」
ある日、偶然一緒になった定食屋で。
「あのなあ。社長は孤独なんじゃ。お前には一生、わからんわ」(笑)
あなたは、おでんの串を口に挟んだままで、高笑い。
深夜放送時代に語り尽くしましたが、「孤独」とは根源的なもの。
だから、立場や職業での「孤独」を僕は感じたことはないんですが・・・
Oさん。あなたにふと、逢いたくなりました。
なんででしょうね。

秋山真之が日本海海戦で、村上水軍の戦法を取り入れた話は有名です。
あるとき、その古い資料を読んでいる真之に誰かが聞いたそうです。
「古臭いものなんか、なんで読んでいるんだ」
真之は答えました。
「白砂糖は黒砂糖からできるものなんだ」
カッ、カッ、カッ。・・・カッキー!! でも、きっと・・嫌われたろうなあ(笑)
そんな国家・歴史レベルではないんですが、
深夜放送にとっぷり浸かっていた頃、会社で音楽誌を読んでいる僕を見て、
ある先輩からおんなじ様なことを聞かれたことがありました。
その時の僕の受け答えが・・
「あなたに言ってもわからないと思います」(爆)(爆)
感じ悪かったと思います。いや、ソートー感じ悪い(笑)
※ ※ ※ ※ ※ ※
ネットラジオでは、ボブ・ディランが「ベルがどうのこうの」と歌っています。
タイトルを思い出せません。
世間に嫌われながら(笑)、身につけた音楽知識もこうしてだんだん薄らいでいきます。
人生は後悔の連続です(笑)。
ヤクザ映画の常套句を思い出しました。
・・・「吐いた唾は飲めんのでぇ」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
お知らせ 「風の男・BUZAEMON」ギャラクシー賞受賞アンコール・オンエアーが決まりました。
6/20(土) 12時~13時。冒頭10分間ほど生喋りに登場致します。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
松山市民病院そばの「アネット」で読書ランチした帰り道。

コインパーキングに停めてあるタントのダッシュボードに、弊社のウイットが…

どこのどなた様か存じませんが、ありがとうございます。
傘の中から頭を下げました。
広告業の全国大会です。
オープニングの艶やかさ。

そして、新幹線がついた金沢駅。

どちらも。
圧倒する文化の香り…です。
妙な表現ですが、旧家でお金持ちの友達のウチに遊びにきた感じ…(笑)。
しかも、自然体で威張らないいい友達の家。
僅かな場所見知り(笑)といつもの人見知りの自分。
五木寛之がこの街を愛した意味がわかりました。
記念講演の嵐山光三郎さん曰く。
『京都は平安時代の雅』
『金沢は江戸時代の粋』
…なるほど。僕にジャストミートするはずです。
旅の途中に。
自分で自分を嗤っております(笑)。