『ドント・ノウ・マッチ』

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By田中和彦

高校を卒業して初めて買ったネクタイは赤地に黄色の水玉模様でした。
これをグリーンのジャケットに合わせていました。

(今なら絶対セレクトしません・・笑)

その格好で上京前の春休みに銀天街を闊歩していたのですから、思い出すだけでもぞっとします。

人生は簡単なことですら迷ってばかりで、意外と間違えた選択を多くするものです。

『ドント・ノウ・マッチ』(リンダ・ロンシュタット&アーロン・ネビル)はそんな歌詞でした。
1989年のグラミー賞で絶賛された名曲。

但しラブソングだからラストの歌詞に救いはありました。

“分からないことばかりの人生だけれど、この愛があれば・・・”と。

初心に帰る…ではなくて、たまには「初心者に還る」で、水玉ネクタイで出社しました。

拝啓 DJ・熊本フミ様。
今度雨の日があったら、朝のラジオで『ドント・ノウ・マッチ』かけてくださいね。

『1972年の思い出し笑い』

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By田中和彦

松山城。堀之内の桜がほころび始めました。

春の本格的な陽光にくまもんの腕が動いています。

桜には忘れることのできない思い出が一つだけあります。

1972年の4月8日。

大学の入学式。18歳の僕と上京に付き合った当時40歳の母親との桜が満開の大学キャンパスでの会話。

母親が感極まったように一言。

「いい大学だねぇ」

そうだろ。僕が憧れたたんだから・・と大隈講堂に視線を移しました。

しかし母親はその時、眩しそうにキャンパスの桜を眺めまわしていました。

そこかよ!!?? (笑) と無言でツッコミ、笑ってしまいました。

10年後に弟が、さらに息子がこの大学に合格した時も・・・

「あそこは、いい大学だよね」と遠くを見るような目で一言。

また・・桜かぁ!? (笑)

母の葬儀でこのことを話そうと思っていたのですが、もうちよっと先みたいだから、
この春に、桜の中で・・忘れないうちに書き残しておきます。

シーフードカレーが食べたい朝に・・。

『太陽のあたる場所』

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By田中和彦

4月16日の放送が決まった「森盲天外」ラジオ・ドラマ。
※森盲天外・・明治時代の盲目の政治家です。余土村村長とか道後の町長を務めました。

江刺アナウンサーから台本チェックをお願いしますと原稿をもらっていたのだけれど、
夏井いつきさんみたいに添削がそうそうはできません。

人それぞれに書き味や想いが違うからです。

ただ。ラストソングの『太陽のあたる場所』(スティービー・ワンダー)はどうだろう? と。

「そのままやないかーい」とコンテストの審査員なら減点評価しちゃうんだけど、
それにしても素人には分かりやすいかもしれないし(笑)。

これも制作者の目標がどこにあるか?・・によるから、僕が口を挟んでいいものか? 迷います。

難しいですね。放送をお楽しみに・・。

写真は今日入社式のわが社の新人ちゃん達と。

どうぞ。

僕と同じ「夢」を追ってくれますように・・。

この会社で幸せを見つけてくれますように・・。

※ラジオドラマ&シンポジウム『盲天外’S EYE』 南海放送ラジオ 4月16日(日) 12:00~14:00

※『A Place in the Sun/太陽のあたる場所』Stevie Wonder(1966年)

『雨にさよなら』

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By田中和彦

ミヤジーこと宮嶋那帆アナウンサー、本日をもって引退です。

寺尾英子アナウンス部長と最後のスリーショットを…。

残念だけど、待っている家庭があるんだから仕方ありません。

雨にさよなら…、を。

みなさん『Qクエ』他でのご愛顧ありがとうございました。

『4月になれば彼女は』

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By田中和彦

『4月になれば彼女は』
・・というタイトルのサイモンとガーファンクルの名曲があります。

(センスのいいDJなら3月末から4月の第一週までにはオンエアーしたい楽曲です)

歌詞の内容はボブ・ディランほどではないけど難解で、
要は「4月に彼女と巡り合ったけど7月頃までには別れた・・」みたいな失恋の歌とされています。

経営用語でいえば「第一四半期で恋が終わったんかーい!!」ってことになります(笑)。

早朝にまた、リビングの片隅に置いてあるオルゴールが何もしないのに突然鳴りました。

午前6時の♪都の西北です。

息子が20年くらい前。北海道に修学旅行に行ったときの僕へのお土産ですが、
数か月前にもいきなり鳴りだし、気持ち悪いから「大丈夫か?」と電話したことがあります。

古民家でもないからポルターガイストもおらず(笑)、
せいぜいウチで亡くなったのは犬の「ブー」と猫の「妹妹(メイメイ)」だけなので・・。

こいつらが寂しがっているなら「今でも愛しているからね」と言ってやればいい。

「4月になればラジオマンは・・」

さ、期末。経営用語が飛び交う会議に出かけます。

※「April Come She Will / 4月になれば彼女は」Simon & Garfunlel(1966年)