20196/3
5年前の今日。
当時、僕のサヨナラ作品ですと創った「風の男 BUZAEMON」の放送日でした。
(2週間後に株主総会が待っていたからです。)
ドラマを書くために世話になった郷土史家さん達と営業さんとかも全部入ったシンポジウムの記念写真。
コーデネーターは木藤たかおさん。愛光学園の先輩。
アナウンサーになろうと思った時、亀渕さんの早稲田大学と一緒に慶応義塾大学を受けたのは、
卒業生名簿で慶応義塾大学からニッポン放送に入っていたアナウンサー第1号の先輩・木藤さんの名前を見つけたからでした。
(ちなみに僕は第3号)
熊本フミちゃんに「私の故郷・鬼北町の話なのに私の出番はないんですか?」(笑)と言われて、
ならば、ドラマの中で武左衛門と絡む少女の役の名前をフミにするわ、と。
おかげで、話のオチを決めずに書いていて、そうだ語りの老婆は少女フミの晩年にすればいい・・・と、書き上げました。
ところが。冒頭の老婆の喋りだしが現代の取材者の質問に答える型になっていた。
武左衛門の相手をした少女なら、200歳を超えていることになる!!ヤバイと。
しばし悩んで・・・そうだ老婆は妖怪にしようと(笑)。
で、最後に妖怪の高笑いを響かせてエンディングに。
これがカッコいいオチになって審査員に受けました。分からないものですね。
僕が一番の笑顔なのは、思い通りに出来上がり、やり切った満足感から・・・。
今の仕事にサヨナラをする時も、かくありたいと願っています。ずーっとやってると身体がもたないし・・・
さ。みんな頑張ろう!!月曜日だぁ