『初々しい…ということ』

In Categoryヒコヒコ日誌
By田中和彦

〜赤シャツの逆襲・撮影現場リポート〜

赤シャツが漱石を糾弾する為に黄泉の国から蘇ってきたというストーリー。 

それは小説「坊っちゃん」のせいで、ひ孫娘がイジメられていたからです。

そのひ孫・沙織役の女の子(田河也実ちゃん・・将来大女優になるかもしれないから、覚えておいてください) は東京のオーディションで選ばれました。

付き添って、現場の隅から心配そうに見つめているお母さんに聴きました。

彼女は、劇団とかに入って長いんですか?

「いえ。まだ二、三ヶ月なんです。初めていただいたお仕事なんです」

赤シャツ役の佐藤さんのお尻を押してる女の子です。

演技は上手なのに、実に初々しいです。

陣中見舞いでプレゼントした「みきゃん」と「ウイット」がお気に入りでした。

佐藤(二朗)さん。彼女はデビュー三ヶ月らしいんですが、佐藤さんのデビューはいつですか?

「僕は遅いんです、31歳。サラリーマンやってましたから…」

と、真面目に。

筧(利夫)さんは?

「僕。二、三ヶ月で、このお仕事が初めてなんです」

爆 。爆。スタッフが全員のけぞります(笑)

はい、初々しいです。

(椿)鬼奴さんは?

「最初のお仕事はセックス依存症の女の役でした」。

筧利夫さんがマジで大声を出します。

「子供の前で言わないの!!」(笑)

皆さん。初々しい…です。そして楽し過ぎます!!

※「赤シャツの逆襲」

子規・漱石生誕150周年記念 南海放送オリジナルテレビドラマ

2017年11月24日(金)19:00~19:56放送(愛媛エリア)