『ほろ苦い記憶』

In Categoryヒコヒコ日誌
By田中和彦

僕が入社したときのアナウンス部長さんからお手紙をいただきました。

新人の頃。部長さんがいつも仰っていたことは・・

①家に帰ったら必ずうがいをして風邪をひかないこと。
②午後10時には就寝を心がけること。

・・・いずれも「声」を生業とする人間の基本的な心構えだと、お説教をいただくのが常でした。

今日頂いたお手紙はバーチャル女子アナ「沢村碧」ちゃんについて。
ちょっと悪い予感がしましたが(笑)、ナイスチャレンジだとお褒めをいただきました。

そして、最後に・・

「アナウンスは人なり。トーキング・マシーンに非ず」と締めくくられていました。

それは部長さんの口ぐせ。南海放送アナウンサーの伝統の心意気でもあります。

ほろ苦い記憶が一気によみがえってきました。

部長最後の教え子である僕がロクでもないアナウンサーだったこと、謝りたいです。

写真はFB友達であり、かつての深夜放送ラジオリスナー「エイプリル・チューリップ」ちゃん、こと
隅川直美ちゃんの作品展の告知ハガキです。

「ベネチアのこのレストランで珈琲飲みました」と秘書ちゃんが・・。

へーぇっ。

僕は”ほろ苦専門”で(笑)、そういう格好いい”記憶”がないんだよな。

※隅川直美・作品展2017夏
7/28~8/8 ヴァンサンカン・パンセ2Fパンセギャラリー&回廊
松山市二番町4丁目2-18 ℡089-934-0025