『ラジオよ!そして、レット・イット・ビー』

In Categoryヒコヒコ日誌
By田中和彦

写真はうちのエレベーターの中です。勿論のこと、すべてにラジオのオンエアーが流れています。

旧社屋にいたころ。エレベーターにラジオ音声を流したいと上に言ったら「前例がない」と許可が下りませんでした。

おかしいじゃないか!? 自分とこの製品なのに!? これで飯を食っているのに・・ともめて、当時のトップに直訴して社長決裁を求めたら一発「許可」。そりゃそうだ。

門番のような中間管理職の存在の煩わしさを知らされました。

この社屋に移った時もラジオがついていなくて文句を言ったら・・。

「こっちでも、つけるんですか?」・・と。(ぬるい!)

「南海さんはFM化とかラジコ対応とか早いですよね。儲からないラジオに投資してもしかたないじゃないですか!?・・」と、よく他局の方に言われます。

子供が二人いて、長男(ラジオ)が能力がなくて、次男(テレビ)がよく働く稼ぎ頭だったとしても、あなたは長男は塾にも行かさず、習い事もさせないのですか? 長男にどんな人になってほしいのですか?・・と反論すると、

そこで話が止まります。

今、ビートルズの「レット・イット・ビー」が流れています。

ラジオよ!僕は君を見捨てはしない。だって君は出来る子なんだ。

あわてなくていいからね。君は自分で立てて歩けるはずだ。君を好きだというひともいっぱいいるからね。
慌てないで、前に向かっていこうね、来年も。

もう一度言うね。

ラジオよ!愛しているよ、心から・・・。

レット・イット・ビー。