2006/11/07 火曜日: 01:49:33: 未分類

   私なんかが ここで言っちゃ、いけないのかもしれない。
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南海放送ラジオが 道後樋又を去る日、
ラジオドラマを放送します。
台本のはじめには こう書かれています。
  
    「この物語は、
     50周年ラジオ特番「ラジオを創った男達」を作るために取材活動をしていた時
    逢っていただいた先輩達から聴きとった話をモチーフにしています。
      ( 中 略 )
    南海放送が「道後」を去る日に、
    「あなた達」の物語を ラジオドラマにしたことも
    大胆にも生放送に挑戦することも、
    キャストにリスナー参加をお願いしたことも、
    ・・・あの日から心に決めていた、僕の精一杯の想いです。」

情熱をたくさんたくさん持っていた 実在の先輩をモデルにした オリジナル・ラジオドラマです。

私は南海放送の地下倉庫に住む 7人のゴーストの一人です。
ラジオドラマ全盛期に ヒロインとして一時代を築いた声優。 (ウワッ、オコガマシイ・・)
でも台詞は少ないの、だって声を失ってしまう役だから。

   聞いてください。
   へたな私の芝居をではなく、南海放送にはこんな先輩達がいたってことを。
   私でさえ知らなかった。
   きっと知らないまま この地を去るはずだった。
   ゴースト達はそっとしといて欲しかったかもしれないけど、私は出会えて良かった。 
    
私にとっては1回きりの顔合わせ&読み合わせがありました。
節っちゃん先輩やベテランの役者さん達、初めて見るお顔もありました。
ここに混じると、まだまだ私はひよっこですたい。

シーン毎の読み合わせが終わった後、
田中さんがみんなに、賄い婦を演じていた小柄な女性を紹介しました。
「こちらは、南海放送劇団一期生の声優さんで、アンズのモデルになった・・・」

  ―― え”っ!  私が演じる方ですか!?

先に言ってくださいよぉ!
ご本人の前でヘタな芝居しちゃって、申し訳なくて 穴があったら入りたい気分ですよぉぉ・・
すみません、寺尾と申します ・・・恐縮しながらご挨拶 とほほ・・

  ・ ・ ・ っていうか、私・・・幽霊でいいんですよね?  いいんですか?

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          【さようなら道後スペシャル 公開生ラジオドラマ「 微笑み返し 〜7人のゴースト〜 」】
          平成18年11月12日(日) 午後6時〜生放送

    

2006/11/06 月曜日: 12:00:09: 未分類

月曜の朝は、まゆみちゃんが(←だから誰) コンビニで朝ごはんを買ってきてくれる。
今日は 「まゆみにお任せコース」 を頼んだ。
―― ら、サンドウィッチと牛乳と、温かいパンプキンスープを買ってきてくれた。
ナイス!
肌寒くなったこんな朝は、温かいスープが嬉しい。 やるな、まゆみちゃん。

    いっただきまーするっ   ――   ・・・するっ?

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すくえんがね。
なんで 先割れとんぞね。

( 精一杯↓すくいあげた一瞬 )
  これは先割れスプーンではなく、くい込みが浅いフォークだな。 

なに刺すんぞね。
具なんか入ってなかろうがね。
ちまちま飲みよる間に 冷めろがね。
                                    アツ
  また 残されたのはストローだけかいね・・・   すうたら熱かろ。

2006/11/05 日曜日: 11:05:11: 未分類

サンパークの大大大中古車フェアに行くと
パスコのパンが頂けるそうです。

ちょっと行ってきます。

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   サンパーク と

     3パン食う は ・・・

       ・・ちょっと クルシイな

2006/11/03 金曜日: 21:49:56: 未分類

  新社屋への引っ越しを目前に控え、夜な夜な作業をしている。

メディアパークに行くと、これまでの録音スタイルが一掃される。
入社以来親しんできた 6ミリTPがなくなるのだ。
ご家庭では見かけない代物だと思うが、
カセットテープより太いテープが巻尺状態になったものだ。

入社以来、消せないまま置いてあったテープが何本かある。
移し替えておかないと、このテープに録音された音が聞けなくなる。
久しぶりに開けた小さな箱。
出てきたよ、「思い出のリズム」。
それも初めての生放送を前に、練習用に録音したと思われるテープが。
・・・ へったくそだなぁ ・・・
BGMに声がかき消されてるわ、感情はないわ、
エンディングに時間がなくなって早口になる・・・のは、今と同じだな。

他のテープを聞いても、忘れていた録音当時を思い出す。
自分じゃないみたいだけど、確かに私。
今の私では話せない言葉、若い声。  

   *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

6ミリに代わる 新しい録音システムとして 【 GB6P 】 なるものが導入された。
これは既製品ではなく、南海放送の技術屋が開発したシステムだ。
テープ類を使うアナログ式ではなく、コンピューターに取り込んでの作業になる。
並んだアルファベットが 機械オンチに 尚更プレッシャーをかける。
最新のシステムに慣れるだろうか、操作手順は難しくはないのだろうか
ただでさえ不安なのに、アルファベットの型番聞かされても覚えられないよぉ・・・

引っ越しと、新システムを覚える作業を 同時進行しなければいけない焦りの中で
技術屋が言った

   「 GB6P は、【 Good‐Bye  6弌 Project 】 の頭文字からとりました。」

―― ふと、プレッシャーと焦りが消えた。
機械的で冷たく思えた4文字に 体温を感じた。
過去にしがみついてちゃダメだ  6世了代にちゃんとお別れしよう 
でも、覚えておかなくちゃ。 へたくそな私 

   ―― さよなら6澄 ,△蠅とうバイバイ

2006/11/02 木曜日: 15:25:49: 未分類

小原(仮名)からメールが入った。

  「海鮮弁当 食べませんか?樋又まで持って行きますよ (^0^)/」

なんと、殊勝な! 
そうか、これまでの恩義に ここで報いようというのだな。
先日一緒だったイベントでも確か、

  「終わったら、英子さんの労をねぎらいにパァッとおいしいもの食べにいきましょうよ (o^o^o)」

と、言っていたな。
結局イベントが終わった後 パァっと食べたおいしいものの支払いは私だったけど、
そのことをずっと気に掛けていたんだな小原(仮名)、そんな、いいのに。

持ってきてもらうのも なんなので、物産展が行われているデパートまで出向いた。
小原(仮名)は弁当を抱えて待ち合わせにやってきた。
行楽気分を味わうため屋上のベンチに腰掛けて食べることにした。
無粋かと思ったが、念のため聞いてみた。

  「 おごり? 」 ―― 「 え?」
  

        *  *  *  *  *  *  *  *  *

ザッパなO型と思われがちだが用意周到な私も、忘れっぽいのが玉にキズだ。
また今日も、鞄から財布と携帯だけ取り出してデパートの屋上に行ってしまった。
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  さぁ、海鮮弁当を食べよう!と思ったが、
  少し風があったので、包み紙類が飛ばされないよう気をつけながら醤油のプチ袋の封を切った。
  ―― が、醤油は出なかった。
  他に気を取られながらだったからか、経験上 このくらいの所をカットすれば チロッと醤油が出る
  ―― はずだったのに、思いのほか醤油口が深く、カットが届いていなかった!
  ‘こちらの面はどこからでもカットできます’
  ―― と、時々見かける表示もなかったが、切れるだろうとふんでいた。

    切れんもんやね・・

  手でも、歯でも、その銀袋は伸びてよれるだけで、切れ目が入る気配がなかった。  
  用意周到な鞄があれば、ミニカッターやら何やらが入っているのに、今日の私は身軽。
  「楊枝とか使ってみたらどうですかぁ?」
  恩義を知らざる者(仮名)の提案を受け入れ、箸袋に入っていた楊枝でプチ醤油袋を突いてみたが
  楊枝は早々に先が曲がり、銀袋にポコポコと凹みを作った。

    開かんもんやね・・

  「使いますかぁ?」
  先輩思いの後輩(自称)が 自分の海鮮カニ弁当にかけ残ったプチ醤油を差し出した。
  「そんな、あなたの大事な醤油なのに・・・ ありがとう。」

    ・・・5滴 ・・・かよ   
 
  あきらめかけた私の視界に入ってきた屋上の花屋さんコーナーを見て、ピン!ときた。
  ―― 切り込みを入れてもらおう!
  私は小さな醤油袋を持って花屋さんのガラスドアを開け、店員さんに話しかけた。
  花屋の客の第一声が 「 あの、醤油・・・ 」 じゃ、店員さんが怪訝な顔をするのも仕方がない。
  海鮮弁当を買って屋上で食べようと思ったんですが・・・と、事の流れを説明すると
  店員さんは快くポケットからハサミを取り出してくれた。 さすが花屋さんやね。

    ただ、プチ醤油袋は すっかりヨレヨレポコポコだったので、その部分を持って隠しながら
    ここに切り込みを〜・・・と、わりかしきれいポイントを差し出したが、あっさり袋を取り上げられた。
    おはずかしい・・・ チョキリコ。

  無事切り込みを入れてもらい、喜びに満ち溢れてベンチに戻ってみると
  殊勝という言葉が似合わない後輩(小原)が、私の帰りを待たず 蟹脚をほおばっていた。

                      魅惑の三種盛り(寺尾オーダー)  →  

2006/11/01 水曜日: 14:49:20: 未分類

  他人と思えない イニシャル。

2006/10/31 火曜日: 17:39:29: 未分類

気が付けば、土曜日は3つの番組を担当しています。
よもだのもっくんとの「グリップC@fe」、お酒飲んでる「酔ってらっしゃい」
そして、「愛媛大学広報番組〜研究室からこんにちは!〜」

  ・・・いいのだろうか、この並び・・・

「研究室からこんにちは」は、ホント、担当してからびっくりの連続です。
愛媛大学って、いい! 知らないことだらけで、もったいない! 
教授方、ナイス!  
こんな先生方の講義を受けとかないと、もったいないよ愛大生!

私たちの知らないうちに、世界的発見やら研究がこの愛媛で、松山で、
南海放送(道後樋又)のお隣で行われているのよ、あーた!
ご出演の教授方は 「愛媛を○○研究の中心地に」「松山から世界に発信したい」と言って下さいます。
ありがたや、もったいなや。
来月お話を伺う谷口先生は、天文学の分野で今すんごい宇宙プロジェクトに参加していて
数年後に発表される成果は、世界が注目すること間違いなし!なのっ!(ってDが言ってた)

そのうち、出ます! 愛媛大学からノーベル賞。(って私は思う!)

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   先週クラブNにも 番組紹介を載せたので、ここに転載しときます。

「愛媛大学広報番組〜研究室からこんにちは〜」がスタートして5ヵ月が経とうとしています。
タイトルだけ見るとお堅いイメージなので、番組が始まった当初は私自身ずいぶん緊張しましたが、
今ではすっかりイメージも崩れ(…いえ、良い意味で。)毎回先生方のお話を伺うのが楽しみです。

私がお話しを伺うのは1回15分くらいなので、お人柄や研究のさわりくらいでしかないのですが、
それでも、地底探検のお話や細胞・DNA、留学や環境問題など、顕微鏡クラスから地球規模まで
毎回多岐に渡るお話を、いいとこ取りで聞かせて頂いています。
全然知らなかったことばかりで「えっ??」「へぇ!」の連続で15分が終わっていくこともあります。

次回ご出演頂く三木哲郎教授は、遺伝学・高血圧・認知症などの研究が専門で、
高血圧の分野では全日本協同研究チームのリーダーに選ばれるほどの先生なのですが、
小さい頃から生き物や自然が好きで、学生時代は山登り三昧だったよ、なんてお話を伺っていると
初対面の世界的活躍をされている先生なのに親しみを覚えてしまい、またイメージを・・・。
さぁ皆さんも!あなたの知らない世界へどうぞいらっしゃいませ♪

今までに番組を聴いたことがある方、そして初めて聴いた方もご意見・ご感想、愛媛大学のイメージや
専門の先生に聞いてみたいこと、興味のある分野や大学で勉強したこと・してみたかったこと、
番組を通して初めて知ったことなどありましたら番組アドレス aidai@rnb.co.jp まで送って下さい。
参考にさせて頂いたご意見には、割ともれなく、ウィットのマグカップをプレゼントさせて頂いています。
皆様からのお便りお待ちしていま〜す。

( 「研究室からこんにちは」 毎週土曜12:40〜12:55放送 )

: 00:00:47: 未分類

ザッパなO型と思われがちだが、私は用意周到だ。
持ち歩いているかばんは いつもパンパンで、
「重っ・・何が入ってるの?」 と 驚かれることもしばしば。

  「いつでも夜逃げできるように」

「いつでも駆け落ちできるように」 じゃないところが哀しいが、どちらにしろ予定はない。
必要なものは大概入っている鞄なのだ。 爪切りとか毛抜きとか (←常備携帯する必要が?)
―― が、
今日に限って、鞄から財布と携帯だけ取り出して映画に行ってしまった。

映画が始まって、5秒後には後悔していた。
―― しまった、ハンカチを忘れた! もちろん ちり紙も置いてきた。
映画が始まって10秒後には、泣いていた。
まだ何も起こっていないのに、泣いていた。
・・・ 病んでるな、あたし。

「どこで泣いた?」「何回泣けた?」 ― 映画を鑑賞したあとそんな会話をした事があるだろう
今回に限っては、どこでもここでも ずっと泣いていた。 ほんの2時間。 ほほの乾く暇もなく。
・・・ ちょっとアホだな、あたし。

大変なのは 涙と鼻水の処理だった。
2時間分の水分を吸収してくれるものを置いてきてしまったので、さあ困った。
大抵は 泣いているのがバレないよう 垂れ流しにしておくのだが、間に合わない。
身の回りを見渡した。
ナイロン100%のジャンパー・・・ ジーパン・・・よりは、これだな。
ということで、暗闇の中、着衣の一部をハンカチ代わりに映画を鑑賞した。

  よかった、綿100%を着ていて。
  これが、ウール100%だったら、
  映画を見終わる頃には つんつるてんに縮んで ヘソが見えてたな

2006/10/30 月曜日: 14:53:14: 未分類

ずっとスタジオにいると、なんだか籠の鳥のような気がしてくるので、
今日は気分転換に オシャレなカフェテラスで ランチ。

 

でも、ライスを少し残してしまいましたの。 小食なもので、ごめんなさい。
ペロリ平らげた↑おかず皿と共に下げて頂こうと 少し端によけていたのだけれど
やはりご飯が残っていたからかしら、店員さんは ライス皿は下げて下さらなかった。
でも、
使っていたお箸や、フォークやスプーンが入ったカトラリーケースは下げて下さったの。
そして、食後のアイスコーヒーを持ってきてくださったわ。
 
  ・・・お気付き? 
  ご飯を食べる手段として、私に残されたのは、ストローのみ。 

  あなたは ストローでご飯が食べられる?

もちろん、可能かどうかを聞いているんじゃないわ。 可能だもの。
私だって、二人連れなら食べて見せるわ、笑ってもらえそうだから。 吸い上げてもみせる!(←無理)
あ、テーブルの脇には長さ5cmほど楊枝もわんさかあったけどぉ、
あなたは楊枝でご飯を突いて食べる趣味はある?
私にはなかったの、残念ながら。 ただ眺めるのみ。 なら下げてくださいな。

  私の前には 神棚にお供えするほどの ちょん盛りごはん。
  お一人様気分から 神様気分に昇格の昼下がり

2006/10/29 日曜日: 22:38:01: 未分類

南海放送 道後樋又の第1スタジオで放送するのも あと数回。
全然実感がなかったが、今日「だめよ」の放送をしていて気が付いた。
この番組を、このワンマンの椅子に座って放送するのは、今日が最後なんだと。

入社して、初めてこのスタジオで放送したのは「思い出のリズム」だったと思う。
5月だったろうか、一人しゃべりの番組なのに、スタジオには お目付け役を含め3〜4人いたと思う。
更に放送部のデスクではきっと先輩方がラジオに聞き耳を立てていたに違いない。
どこか引き出しを探せば、その時のカセットテープが出てくるかもしれない。
きっと笑う。・・・いや、消えてしまいたくなるだろう。

かわいいな、一字一句きちんとQシートを書いていた。時間もぴっちりと。
今は、「だめよ」も「酔ってらっしゃい」もQシートというものは存在しない。勘だな。
ずぶとくなったもんだ。

あの頃はニュースも必死で、とちったか何だったか、読み終わったあと 消え入るような声で
「・・・すみません」と お目付け役の先輩に謝ったのが放送に乗ってしまった。
かわいいな。 いくみちゃんみたいだったんだ、あたし。

と言っても、まだこのスタジオと、この椅子とお別れする訳じゃない。
明日も座るし、週末は酔ってらっしゃいがある。来週もある。
「だめよ」をこの椅子の眺めから放送するのが最後なだけである。

  この椅子からの眺めは、まっこと、たいしたことがない。

空が見えるわけでもない。
風も見えない。暑さ寒さは、勘だな。
車の流れがちょこっと見えたり、雨が降ってるかどうかくらいは見える。
放送前にはガラスにへばりついて、建物の隙間から空の色、雲の流れを確認した。
気温を体感するため、月が出ているかどうか、スタジオを出て確かめた。

一人のスタジオでは誰も何もしてくれない。
すべてを与えられると、私はだめなのだ。だからワンマン生放送が多いのか?
何かを、感じ取ろうと鍛えられたのは、このたいしたことのない椅子のおかげか
そう思うと、この殺風景な景色が愛おしい。
ありがとう、椅子。 あと2週間、よろしく。

・・・とか言いながら、経費節減のため、新社屋でも この使い込んだ椅子と つれあうかもね。あは。

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