てらお袋

街角で気配を感じた

はっ ・・ 人影？

あ！　あなただったのですね・・

もうずいぶん前だが、
「 私と一卵性じゃないのか？ 」
と思うような、気の合う人と会った

かと言って、顔は全然似ていないので
「 じゃあ、二卵性、ってことで 」
と冗談めかして言った

それぞれの人生を歩んで数十年
一緒にいるわけではないし環境も好みも変わるので
二卵性なんてのは若気の至りだったな・・と
単純な思考を懐かしく思うこともあった
それでもたまに会うと、なんだか妙に落ち着く

けれど、私とは全然違う生き方をしている
それは、かつて私が描いていたような生き方

――――　そうか

あながち双生児ってのは勘違いじゃなくて
パラレルワールドを見ているのかもしれない

はっ！

お風呂上りに髪を梳いていたら
あきらかに、地肌！
そう、
一円玉とは言わないけれど・・

美容室に行くと教えてくれるので
極小のが時々現れるのは知っていたし
なんとなく隠れているので
気にしていなかったのだけれど

こいつは、肉眼で確認できるな
成長したのか？いや場所が違う・・
なかなかな地肌、いや頭皮っぷりだ

今朝は慎重に髪の分け目を選んだ

ストレスは
気付かぬうちに
忍び寄る

２００６年から担当させて頂いていた
「 愛媛大学　研究室からこんにちは！」
この春、１０年間の放送を無事終える事ができました。

文系に偏った学生時代を過ごしてきた私が
理系で世界的な研究成果を残し続けている愛媛大学の教授方と
どのようなお話をさせて頂けるのかとビビりながら始めた番組ですが
どの研究もどの研究も、そりゃ私ごときが知るはずもない専門分野で
それだけに毎回興味津々、目からうろこ、灯台下暗し、人類みな兄弟
最先端の講義を、噛み砕いて毎週聞かせて頂いていたようなものです。

そして不思議な事に、何かしら自分の経験と関連したお話があるのです
高校の頃、物理がすごく苦手だったけど、あれこれ考えて出した答えが合ってた！
―――　でも、単位が違ってて結局 × だった失敗談も、
あの先生の授業だけは頑張って５をとった！
―――　でも、３学期でやっぱり３に戻った失敗談も、
小さい頃遊んでいた近所の川や裏山から世界的な鉱物が見つかった！？
―――　でも、そんなことまるで興味なかった・・
どんな失敗談も失恋話も残念な私も、何かしら研究との共通点があって
あぁ、繋がってるんだ・・　考え方、見え方が違うだけで経験は同じなのかも

大人になってよく聞く話ですが、「 もっと勉強しておけばよかった 」 と。
私は今になって、理数系がとても面白いと思うようになっているし
学生の頃はほんと食わず嫌いというか、やってみる前にやってもみなかったのだなと
残念な十代の私・・

学生さん、「 嫌い 」か 「 苦手 」 とか、気のせいだから
おもしろいところを見落としてるだけだから
無駄な勉強なんてないから
でも 「 無駄 」 ってずっと思ってたらそれは無駄で終わってしまう
わからない事も、やり遂げた事も、悲しい事も、辛い事も、きっと何かに繋がってる
まだ繋がらない事もいっぱいあるけど、いつか繋がるはず！　

　そんな事まで教えてもらった愛媛大学 学外学生時代(？)でした

随分留年させてもらっちゃった・・
リスナーの皆々様、ありがとうございました
愛大の先生方、この年になって勉強が好きになりました

１０年間、ありがとうございました

あれ？・・痛い。

朝起きて気が付いた
あれ？
右の臀部（尻）から太ももにかけて、筋肉痛になってる
え？？
昨日何か運動したっけ？
思い返してみても思い当たる節がない
右、ということは、一昨日の車の運転？
・・いや、筋肉痛になるほどの長距離でもない
じゃあ、寝違えた？　・・尻を？？

そんな冗談のように さほど気にしなかったのだが
時間が経つと、右足を引きずるほどの痛みになった
痛み方は筋肉痛なのだけど、最近経験ない程の激痛

寝れば治るかと思ったけれど
翌朝、痛むポイントが絞られてきた
痛みは右足の付け根から もも裏に集約された

もひとつ寝れば治るかと思ったけれど
３日目のももがまだ痛い・・　なんだこの痛み・・

週末、初ツールドに挑戦しようと思った矢先。
まさか、不安が先走っての ‘想像’ 筋肉痛か？
足がつる、の ツールド違い か？
そうだ、筋肉痛というより、ツッた感じに近い

原因は寝相のせいと 薄々感じながら
今夜もよいしょと眠りにつく

美容室。

私がパーマ頭で身動きがとれなくなった頃
隣の席に男の子が座った

　都会の子は おしゃれだなぁ
　私が初めて美容室でカットしてもらったのはいつだったろう・・
　なんてことを思い出しながら椅子に深くもたれかかっていた
　美容師さんの話しかけ方からお店は初めてじゃなさそうだけど
　思春期なのか、なんとなく緊張感が漂っている
　
彼のカットが終盤に差し掛かっても
私はまだじっと我慢の子であった
ふと、隣の美容師さんの声が聞こえた

　「 制服は 着てみた？ 」　

　　 ―――　 そうか！　
　　
彼がどう答えたかまでは聞かなかったけど
その問いかけでこの緊張感の謎も解けた

　明日、入学式、なんだね
　ドキドキするね

わぉっ がんばれ
ほら、かっこいいよ
よし、ドキドキ、していこー！

またまた、花に囲まれています。

１０日(日)放送のもぎたてテレビでは
宇和島・九島大橋開通‘直前’の島の景色をお送りします。

３日(日)に 橋が開通して１週間
これから 新しい島の景色がつくられていくでしょう
そしてもう、
九島沖を走る小さなフェリーの姿は見られなくなりました

フェリーと島の皆さんとのお別れの数日間です
期待と希望、寂しさや困り事も・・

そんな中、島の皆さんは九島をより知ってもらおうと、
橋を渡って島にやってくる皆さんをおもてなししようと
たくさんの小さな活動を始めています

そのひとつが、冒頭の花たちです。
島の女性グループが、作らなくなったみかん山を
掘り起し地をならし種をまき肥料をやって草を引き・・
一体、何種類の花が育てられているのか、
四季折々に咲く花が待ってくれているのです

「 さようなら 」 が 出会いを運んでくれる九島の旅
　ぜひ ご覧ください

クラレ西条の観桜会に行きました

ずいぶん昔に行った事はあるのですが
久しぶりに行くと、まぁ～！見事！！

皆さんが大事に大事にしていらっしゃるので
地面すれすれまで伸びた枝の先にも満開の花
根を踏まないように張られたロープの内側は
青々とした苔も見られ、瑞々しさを感じます

一般公開は二日間だけとはいえ、
従業員の皆様の誘導やおもてなしのおかげで
大勢のお客様も混乱なく桜を楽しんでいるようでした
素敵な目の保養、心の保養をありがとうございました

しかし、これほどの規模ではなくても
桜を通して、おもてなしを感じる場所がありました

目立つ場所にない小高い丘
地域の知る人ぞ知る桜の園
陽光桜と入れ替わるようにソメイヨシノが満開となり
空間のすべてを菜の花が埋めていました

きっと花のお世話をしている方が置いてくれた
お茶やお菓子が、・・・いや、
コーヒーや飴ちゃんやチョコレートやせんべいや
ポテチに甘夏、カップラーメン各種まで取り揃え
どうぞどうぞゆっくり花を楽しんで下さいとばかり
無人のおもてなしテーブルが用意されていたのです
私はポテチをつまませてもらいました

こんな至れり尽くせりな観桜会場があるでしょうか

田舎だからできることですねぇ
日本だからできるおもてなしでしょうか

花の美しさにまして
やかんのお湯にもまして
温かさを感じた今年のお花見でした

※ 今日、もぎたてテレビは２５才になりました。
　 １９９１年の４月７日に産声をあげた番組も２６年目に入ります。
　 おっとろしぃ～　　 　
　 ブログのタイトル 「 桜咲く人 咲かす人 」 は　
　 もぎたてテレビ、第一回のタイトルです。
　 今年の桜に負けぬよう、えひめの温かさを感じてもらえる番組でありたいと願い続けています。

どちらかというと
力自慢で生きてきました

けれど・・・

ペットボトルのキャップが開けれないんです！

まぁ、カタイ！
そんなに固く締めとかんでいいだろ！
これは、
体力の衰えが大きく関係していると思われます

だから、無理はしないので
ちょっと無理、と思ったら
若手がそばにいたらすぐ渡して開けてもらいます

しっかーし！

そうもいかないのが、セルフ給油所

その前にセルフじゃないＧＳで給油した場合
担当の兄さんがキャップ締めに容赦なければ
まぁーーーーー、キャップが開かない
まぁーーーーー、キャップが回せない

初めてセルフ給油所使った時は、
申し訳ないけど、呼びましたけん
「キャップ、開けてください」って、
待機中のＧＳマン、呼びましたけん

今日も呼びそうになったけど、
右手親指人差し指真っ赤になったけど、
給油やめようかとまで思たけど、
根性で開けましたけん
根性は、ありますけん

お願いします、ＧＳSの皆様

どう見ても女性所有の車の給油キョップを
力任せに、思いっきり締めるのは
堪忍しとくなはれ

まだ、親指と人差し指、
カッサカサに赤いですけん …イテテ

いづみちゃんお元気ですか

あの歌を教えてもらってから１９年が経ったそうです
いづみちゃんと会わなくなってからは、何年だろうね

あの日と同じホールでコンサートがあったよ
言い古された言葉だけど、昨日の事のように覚えてるんだ
私はその日、とべ動物園で生まれた子虎を抱っこさせてもらい
今となっては‘ダサい’赤いシャツを着てコンサートに行った
名前さえよく知らないその歌手は年上かと思ったら年下だった

あの歌は歌わなかったよ
でもあの日セットリストから外れた曲を歌ったよ
そして変わらず年下だった ・・変わるわけないか
みんな同じ間隔で時間は過ぎるもんね
同じように時間は過ぎていくのに

みんな 変わってしまったね

今日何の日か、思い出してるよね
なんとか迎えた今日だけど
やっぱり具合は悪いみたい
それでも相変わらずのお人好しだよ

いつか会えるといいね
年を追い越すまえに会えるといいね
余計なお世話、なんだけどね