てらお袋

お別れの季節です。

今、会社の大先輩の送別会に来ています。

営業の先輩が年表を作ってきてくれて
皆んなが 懐かしく思い出しながら
皆んなが 面白おかしく茶化しながら
先輩の会社人生を振り返っています。

今、思い出話が二巡目に入りました。
もう６５歳の先輩です。
２０代の後輩も大笑いしながら話を聞いています。
歩いていたら 生コンの車が爆発（！？）して
左半身 生コン漬けになったとか、
にわかには信じ難い出来事も どうやら本当らしいとか
そんな事だらけの先輩の半生、同僚後輩 関係なく
あたたかい会が続いています。
本人は
「 そんなことあったかなぁ？」と 他人事のよう（笑）
あ・・
今 当時 誰をくどいたかの話に移っています。

こんなに愛される人が 次の時代も南海放送に現れますように

ちゃ◯先輩、本当にありがとうございました！
目の前で、声を聞きながら、皆んなの馬鹿笑いを聞きながら

涙が出そうです。

食後のコーヒーを買いに
２階のカフェへ

「 バレンタインデーなので どうぞ 」と
チョコレートを差し出して下さったので
ありがとうございます、とひとつつまもうとすると
「 いいえ、これごとどうぞ 」と
コーヒーフィルターにもりもり入ったチョコ５粒と
ミニミニドーナツを下さった「 え！こんなに！？」

コーヒー１杯で申し訳ない、と思っていたら
「 これは私が個人的に好きな お灸なんですけど 」
と、またコロンと可愛い包みを差し出して下さった

――　 お灸？

「 皆さんお疲れだと思うので 休憩時間にでも・・」

まぁ、なんだか癒される・・　して、どのように？
「 こうして合谷に置いて 」　――　 なるほど
手の親指と人差し指が作りだす水かきの名残り辺りに
置けば、初心者でも簡単に恩恵に与れるのですね・・
実は私、坐骨がうんぬん、試しますうんぬん・・と
言っていると「 まぁそれは大変！ではもうひと袋 」

ということで、コーヒー一杯でこんなにお心遣いを頂くこととなりました

男子ではないけど、
バレンタインってロマンチックな感じでもないけど
お灸をもらってハッピーバレンタイン！帰って試そ♪