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2018/05/27 日曜日: 15:48:04: 未分類

何となく心地よい夢の続きで目が覚めた
まどろんだまま壁時計を見たら、針は8時半をさしていた

  ――― ・・は、8時半っ!!?

8時半、それは会社にいるはずの時間
8時半、それはあと10数分でニュースを読む時間

時計を2度見した後、覚めきらない頭で考えた
なぜ? 目覚ましは? かけ忘れた?
いやそんなことは もうどうでもいい、
奈緒ちゃんに電話して会社に急行してもらおうか?
いや、彼女のかけ足より 私のスキップの方が早い

そんな事を考えてるより まず行かなければっ!

さすがの私もパジャマのまま会社に行った事はなかったが、
そんな事は言ってられない
ロングコートを羽織って家を飛び出した

少し冷静になれば、間に合うのだ
よくぞギリギリ目が覚めた、えらいぞ私
焦ってはいけない、焦ってはいけない・・

  ――― ん?

冷静になると見えてくるものがあった ―― 街の景色
明るいと言えば明るいが、8時半にしては太陽が低い・・
車も走っているけれど、交通量はどちらかと言えば・・ガラン?
この辺になると、うすうす感じていた ―― 8時半じゃないな

けれど、時計をもっていなかったし、
なにせ、ニュースの時間がせまっているので、会社に急いだ
バタバタと会社に着いて、何事もないように守衛さんに挨拶をして、タイムレコーダーを凝視した

  ―――  5:47  ・・・  でしょうね。

取り繕ってデスクまで行こうかとも思ったけど、どう考えても用がない
パジャマのまま、ヤマンバヘアの女ができることなど何もない。
うん、帰ろう。
守衛さんに多くを語るでもなく、そろりと家路についた

うちの壁時計が止まっていたのか?
いいや、壁時計は動いていた
と、いう事は、私が

5:40 の針を 8:30 と見間違えたのだ

自分の間抜けさに軽く打ちのめされていると
目覚ましが、鳴った
もう6時 ――― モウロク・・

セーフだったけど、ギリギリアウトな朝

2018/05/01 火曜日: 22:58:49: 未分類

私は小さな頃から よく歌っていた

アニメソング、CMソング、歌謡曲・・
なにせ、阿久悠さんが作詞家デビューした時代に
私も生を受けたものだから、
華やかなりし昭和歌謡曲を子守唄に育った
そんな多種多様な歌の中でも私を形成していったものは
小学校で習った唱歌や合唱曲だ

みかん一座の曲には 唱歌のような郷愁がある

小難しい解釈などいらない
ただ歌詞を受け止めればいい
口に出すのは恥ずかしい
ただメロディを受け止めればいい

けれど、歌わずにはいられない
恥ずかしくて口に出せない言葉を。

自分が関わらなかった過去のメインタイトルも
練習から本番まで何度も聞いていれば
耳が覚えて歌詞とメロディが心に残る
そしてどうして当時この歌を一緒に歌わなかったのかと
激しく後悔したりする

なぜ心がイタむのかはわからないけれど
みかん一座の曲は、心を揺らす
言葉にしてこなかった自分への後悔か

大人になった私の唱歌
今だから照れずに歌える
・・いや
みかん一座に関わった当初から照れずに歌ってたな
・・いい曲だなぁ

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昨日・一昨日、みかん一座のミュージカルに
来て下さった皆様、ありがとうございました

「 ザ・愛媛 」、というよりは
「 ど・愛媛 」、というようなコテコテの愛が

私が感じる郷愁なのかもしれない