てらお袋

山里に行った

緑　緑　緑
風　風　風

子どもたちの下校時間

雨上がり
坂道
黄色い帽子

列が乱れたり集まったり
笑ったり走ったり
家に着くのが少し寂しい

「 また明日 」 「 また明日 」

また明日
何のためらいもなく友達にそう言えるのは
人生の内でいったい何年あるのだろう
みんな一緒にいられる時間のいとおしさ

茜　茜　茜
風　風　　 　風

私と、山中さんと、とみこ。

・・なかなかの組み合わせ、色気なし。

ここに組み込まれた２０代男子

・・若いのに苦労人、いいこだ。

私と、山中さんと、とみこ。

挑戦者 求む。

なんだか色々ありすぎて
色々なことから目を背けていたら
夢の中までごちゃごちゃしてきた

記憶は　睡眠中に定着すると言われるが
どれがうつつの記憶として定着するのか

夢は夢として消されていくのも悲しいうつつ

大変なミスを犯してしまった・・

.

ツナ缶と間違えて

カニ缶を開けてしまったーっ！！

.

なんてこった！
虎の子のカニ缶
いただきもののカニ缶
大切に育てていた？カニ缶

何に使おう・・
しゃれたものでも作ってみようか・・

などと！

うすらぼんやり考え始めていたところなのに！
開けてしまった
あぁぁぁ・・
すぐさまラップ
半開きの缶蓋の上からラップ
すぐさま冷蔵庫
目の届く手前に

やはり慣れない高級缶は私に似合わない

.

・・・はっ！
ツナ缶ちゃんならいいってことじゃないのよ
ツナ缶ちゃんたら万能！　よっ、ツナ缶！　らぶゆー