うちの花瓶には、その言葉通り すらりと伸びた芍薬(しゃくやく)が、今 花を咲かそうとしています。
フランスではしなやかで爽やかな香りのするワインを、「芍薬のような香り」と言うそうです。
毎朝少しずつ膨らんでいく蕾を見ながら
私もかくありたい と鏡に向かいますが、どうも今ひとつ すらっと感に欠け・・
「 その花なんですか?」
「 芍薬よ。」
「 へぇ。」
「 立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花 ・・・知らない?」
「 はい♪ 」
研修で毎日怒られてばかりの 宮〇よ、
南海放送でいつか大きな華を咲かせてね。