銀天街のグリッププラザに行きました。
店頭に置かれたフルーツ缶に足が止まりました。
「 このラベル、素敵ですね。」
「 実は その絵、僕の母が描いたんです。」
「 ほんとですか!? 買いますっ!」
ただでさえ美味しそうな八朔のシロップ漬けのラベルが
グリップスタッフのお母様の手描きと聞いて買わないはずがない!
そして、即 ぺろり。
こどもの頃、
夏になると、冷蔵庫にはガラス鉢に山盛りされた夏みかんの砂糖がけが入っていた。
そのままだと子供はすっぱ苦くて食べない夏柑を、皮をむいて砂糖をかけただけ。
自営共働きの我が家では、おやつが出ることなどなかったけれど、それが唯一定番だった。
ほんとについこのあいだ、懐かしく思い出したところだった。
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母がむいた夏柑は、シロップ漬けの八朔のように丁寧にむかれてはいなかったけど
同じような懐かしさとぬくもりを 手書きのラベルからもらいました。
八朔のシロップ漬け、少し 大人の味がしました。