1年半前に衝動買いしそうになったのを ぐっとこらえて
一晩考えて
結局買った 籠バッグ。
イチゴのシーズンにぴったりなのに
私には可愛い過ぎて なかなか使えない。
買う なよ。
1年半前に衝動買いしそうになったのを ぐっとこらえて
一晩考えて
結局買った 籠バッグ。
イチゴのシーズンにぴったりなのに
私には可愛い過ぎて なかなか使えない。
買う なよ。
深夜勤務を終えて帰ると、やはりホッとする。
そのままちょっと夜更かしをする。
で、いざ布団に入るが、すんなり寝付けない時もある。
私の悪い所は
明け方の4時になっても眠れない時は
‘空 腹’のせいにしてしまうことだ。
そうなると
エイヤッ!と布団を蹴飛ばして
キッチンに向かってしまう。
せっかくここまで食べずに我慢したのに・・
ベルトが要らなくなったジーンズに危機感をもってるはずなのに・・
うぅ・・ ならもっと早く食べりゃ良かった。
春雨で我慢しようと思ったのに、なんで天ぷらうどんとか買い置きしてあるんだよ・・
あぁ、目覚めの胃がもたれる
風の噂でストップウォッチのことを知り
丹下が私の机の上にメモと、自分のストップウォッチを残していた。
「ごめんなさい。とりあえず私のストップウォッチをお使い下さい。」
白くて丸っこいストップウォッチには
ディズニーキャラクターのシールが貼られていた。
・・可愛いやつ。
でも、今ストップウォッチを必要としているのは 私より君のはずだから。
* * * * *
バブルへGO!の1990年、私は南海放送に入社した。
前年一緒に就職活動した友人共々、放送局に入ることができた。
先に買った友人が 「 これいいよ 」 と薦めてくれたストップウォッチ。
初給料で買ったんだっけか、私にはまだ高い買い物だった。
初めてのラジオの声出しは 「 思い出のリズム 」 という番組だった。
全部の曲がかかるように、Qシートには 細かく秒数を書いた。
ニュースが時間内に収まるように 左手にストップウォッチを握って時間を計った。
時々行方不明になったけど いつしかコロンと戻ってきていた。
大事にしていたとは 言い難い。
でももう会えない気がする今、君と過ごした10数年を思う。
私も成長したはずだし、そろそろお別れの時期が来たのかもしれないね
* * * * *
丹下はストップウォッチと一緒に 「 おわびに 」 と
いかにも手作りの スイートポテトを置いていた。
・・可愛いやつ。
などと思っている所へ本人が現れた。
「 寺尾さーん、ホントにすみません。これお詫びに食べてくださーい。」
「 まさか毒が入ってるんじゃないだろうな?」
「 鼻○ソ 混ぜときました(笑)」
「 ・・・ 」
返り討ちにあってもいい。
黒帯丹下を、討つ。
「青春シャッフル」の放送が始まる前に
ADさんがコーヒーをいれてくれるので
いつも飲みながら 放送の準備をする。
昨日の夜もいつもどおり。
「 あ、今日のコーヒー美味しいね 」
ADさんは毎日替わるので、味にバラつきもある。
でも昨夜のコーヒーを一口飲んだら思わず言葉が出た。
「今日のコーヒー美味しいね」
すると同時に居合わせたふたりのADさんが
怪訝そうな顔で振り返ったので、ハッとした。
「 コーヒー(粉)切れてますけど、どうしましょう 」
確か、10数分前にそんなADさん同士の会話をぼんやり耳にした。
そして準備に没頭する脳の端っこで、私は無意識に答えていた。
「 インスタントでいいよ 」
そうだ、このコーヒーはインスタントだった!
いつも「濃い」だの「薄い」だの文句を垂れてる私が
湯を注いだだけのコーヒーを誉めていることにびっくりしていると思えば
ADさん達が「え?」と振り返った その怪訝そうな顔も説明が付く。
「 あ、インスタントよね、これ。 あは、あはは・・ は。」
私のごまかし笑いがむなしく響く。
来週から インスタントでいいです。
丹下ちゃんにストップウォッチを貸したら、なくしたらしい。
なにぃ!
・・と言っても、私が直接手渡したわけではないので、
間接的に受け取った彼女は、私のストップウォッチとは知らないまま使っていたと思われる。
そして今も、無くなったのが私のストップウォッチだとは知らないはず。
こら!
手渡す時に 「これは寺尾さんのだから」 と 一言付け加えてくれていれば
丹下ちゃんは意地でも ストップウォッチを抱えて帰ったはず。
私の私物を無くそうものなら 鉄拳が飛んでくることを知っているだろうから。
とは言え丹下、誰かに物を借りたら 借りた人に返しなさい。
貴女が悪いわけじゃない。
戦場のようなドタバタの中で、貴女は確かにどこかには返したのだから。
でも、もし廊下で私を見かけたら隠れなさい。 さもなくば、打つ。
.
・・・あ、丹下は黒帯だった。やめとこ。
お久しぶりです。
久しぶりなので、温めておいたネタをば。
* * * * *
少し前のことになりますが、Sちゃんに連れられて
はとバ○ 「ニューハーフショー」ツアーに行ってきました!
そりゃもうあなた!
ステージ上の女の人がすべて、元は男性だとしたら!
私は女をやめなくちゃいけないんじゃないかと思うくらいは キレ〜イなのさ。
背が高く チェ・ジウ似のあの人は (自己紹介してくれたので明らかに元男性)
私より年上だというのに、ベビードールで踊る踊る。
それがイタくないのがスゴイ!
で、
Sちゃんと一番前の端っこの席で見上げるようにステージを見ていた訳ですが
しばら〜くして 舞台転換の大音量の中
Sちゃんがテーブル越しに 私に何か言いたげです。
「 英子さん・・」
「 なに?」
「 友達がいます。」
「 ・・え?」
「 似てるなと思ってたんですが・・間違いありません。」
―― いるッテ、コノナカニィィ!!??
世間は狭い ・・狭すぎる。