管理者の記事

2008/03/21 金曜日: 02:04:45: 未分類

今夜 眠れないのも、空腹のせいじゃない。

  私は顔に傷がある。

風呂上りに鏡を見た。
右まぶたにすっかり見慣れた傷がある。
まだ物心がつく前についた傷。痛さも覚えてない。
しかしなぜか、この傷が嫌だったことは一度もない。

  なんでこの傷だけは 気にならなかったんだろう・・

思春期の頃、いっちょ前に コンプレックスだらけだった。
「 あれもイヤ これもイヤ、なんで私は可愛くないの!」
不思議なもので、いつの頃からか顔の造作が さほど気にならなくなっていた。
そりゃ今でもにっこり微笑む自分の写真など見ると ゾッとすることもあるが
慣れたのか、投げたのか・・。

まぶたの傷は二重瞼(フタエマブタ)の上になるので
どうせなら二重の溝?に紛れ込んでくれてたら分からなかったのに・・。
そんなことを考えながら、「 アレがあったな・・」 と思い出した。
ソレを使って アイプチの要領で (・・って やったことないから見真似で)
傷のラインに沿って 二重瞼の癖付けをしてみた ―― その木工用ボンドで。
彫りが深くなった。
このまま寝たら少しは彫りの深い目元になるんだろうか・・ヘヘ。

今夜眠れないのは、空腹のせいじゃない。

  目を閉じても まぶたがツッパるのだ。

2008/03/19 水曜日: 15:49:47: 未分類

昨日、S君と選曲で悩んでいた。

「この曲どうでしょう? ものの本には ベタなオールディーズとありますが・・」
聞かせてくれた そのベタな曲を 私は知らなかった。

同時進行で、「青春シャッフル」 のAD君が傍らで放送準備をしていたので
リクエストで届いていた 「‘テイク イット イージー’を出して。」 と お願いした。
するとしばらくして AD君の席から さっきのベタな曲が流れてきた。

  私とS君は豆鉄砲を食らった顔を見合わせた。

ベタな曲は‘テイク イット イージー’って曲じゃない。アーティストも違う。
単なる登録ミスと思われる。
でも、何万とある曲の中で、テイク イット イージーを選んだら、ベタな曲が流れてきた。
この畏ろしい偶然に、S君は 「 怖っ 」 と言った。
私は 「 決まった 」 と言った。 

  偶然は必然。 take it easy.

: 02:33:01: 未分類

今夜 眠れないのは、空腹のせいじゃない。

  悩んでいた。

去年の誕生日から今日まで
ひとつの迷いが晴れた数ヶ月だった。
不惑とは良く言ったものだとさえ思っていた。
しかし!
ひとつ晴れると次の大波がくる。 

  ―― そうだ!すじ肉がある!

繰り返し言うが、お腹は減ってない。
悩みは晴れそうにないし眠れそうにもない。
だからカレーを作ることにした。
丑三つ時に、牛スジを煮込もう。
今夜はコトコト煮込むだけにしよう。
野菜はできる限り大きいままで。
柔らかくなる頃には眠くなっているだろう。

カレーが出来上がる頃、心は晴れているだろうか。

2008/03/14 金曜日: 16:56:36: 未分類

異国の空港で出会った、牛。
他にも、ペイントされたり デコレートされた牛が並んでいました。

 また一目惚れです。

でも急いで移動中だったので、近づいて素材を確かめることもできませんでした。
「 もし陶器だったら 持って帰るの大変だから諦めよう。」

 ・・陶器でした。

帰りの空港は近づいて確かめるに十分な時間があり
再会できた喜びに、陶器かどうかなんてことは既に問題ではなく
どの子にしようか迷って、一番 謎な派手ちょこりんな子にしました。

モォ COW しかない。 

.

   *   *   *   *   *

帰りの手荷物検査でX線を受けた私のバッグには
くっきりと 牛の影が映っていました。   笑える。

頭にはスープカップ、背中にマグカップ、胴に皿、そしてカップのイヤリン グ〜ッ! 
                                 

                          私の心は ちょっと無駄なモノに動かされるようです。

2008/03/13 木曜日: 17:14:01: 未分類

数週間前、通りがかった街角の店で
巡り会ったの、あらびんどびん。

一度は諦めた シュガーポット。
だってブラック党の私には必要ない。

それでも 買う のか。

2008/03/12 水曜日: 21:15:35: 未分類

1年半前に衝動買いしそうになったのを ぐっとこらえて
一晩考えて
結局買った 籠バッグ。

イチゴのシーズンにぴったりなのに
私には可愛い過ぎて なかなか使えない。

買う なよ。

2008/03/11 火曜日: 20:00:30: 未分類

深夜勤務を終えて帰ると、やはりホッとする。
そのままちょっと夜更かしをする。
で、いざ布団に入るが、すんなり寝付けない時もある。

私の悪い所は
明け方の4時になっても眠れない時は
‘空 腹’のせいにしてしまうことだ。

そうなると
エイヤッ!と布団を蹴飛ばして
キッチンに向かってしまう。

せっかくここまで食べずに我慢したのに・・
ベルトが要らなくなったジーンズに危機感をもってるはずなのに・・
うぅ・・ ならもっと早く食べりゃ良かった。

  春雨で我慢しようと思ったのに、なんで天ぷらうどんとか買い置きしてあるんだよ・・

あぁ、目覚めの胃がもたれる

2008/03/08 土曜日: 18:04:23: 未分類

風の噂でストップウォッチのことを知り
丹下が私の机の上にメモと、自分のストップウォッチを残していた。
「ごめんなさい。とりあえず私のストップウォッチをお使い下さい。」
白くて丸っこいストップウォッチには
ディズニーキャラクターのシールが貼られていた。 
・・可愛いやつ。
でも、今ストップウォッチを必要としているのは 私より君のはずだから。

   *  *  *  *  *

バブルへGO!の1990年、私は南海放送に入社した。
前年一緒に就職活動した友人共々、放送局に入ることができた。
先に買った友人が 「 これいいよ 」 と薦めてくれたストップウォッチ。
初給料で買ったんだっけか、私にはまだ高い買い物だった。
初めてのラジオの声出しは 「 思い出のリズム 」 という番組だった。
全部の曲がかかるように、Qシートには 細かく秒数を書いた。
ニュースが時間内に収まるように 左手にストップウォッチを握って時間を計った。
時々行方不明になったけど いつしかコロンと戻ってきていた。
大事にしていたとは 言い難い。
でももう会えない気がする今、君と過ごした10数年を思う。 
私も成長したはずだし、そろそろお別れの時期が来たのかもしれないね

   *  *  *  *  *

丹下はストップウォッチと一緒に 「 おわびに 」 と
いかにも手作りの スイートポテトを置いていた。
・・可愛いやつ。 
などと思っている所へ本人が現れた。
「 寺尾さーん、ホントにすみません。これお詫びに食べてくださーい。」
「 まさか毒が入ってるんじゃないだろうな?」
「 鼻○ソ 混ぜときました(笑)」
「 ・・・ 」

     返り討ちにあってもいい。
     黒帯丹下を、討つ。

2008/03/07 金曜日: 19:14:28: 未分類

「青春シャッフル」の放送が始まる前に
ADさんがコーヒーをいれてくれるので
いつも飲みながら 放送の準備をする。
昨日の夜もいつもどおり。

  「 あ、今日のコーヒー美味しいね 」

ADさんは毎日替わるので、味にバラつきもある。
でも昨夜のコーヒーを一口飲んだら思わず言葉が出た。
「今日のコーヒー美味しいね」
すると同時に居合わせたふたりのADさんが
怪訝そうな顔で振り返ったので、ハッとした。

  「 コーヒー(粉)切れてますけど、どうしましょう 」

確か、10数分前にそんなADさん同士の会話をぼんやり耳にした。
そして準備に没頭する脳の端っこで、私は無意識に答えていた。

  「 インスタントでいいよ 」

そうだ、このコーヒーはインスタントだった!
いつも「濃い」だの「薄い」だの文句を垂れてる私が
湯を注いだだけのコーヒーを誉めていることにびっくりしていると思えば
ADさん達が「え?」と振り返った その怪訝そうな顔も説明が付く。

  「 あ、インスタントよね、これ。 あは、あはは・・ は。」

私のごまかし笑いがむなしく響く。
来週から インスタントでいいです。

2008/03/06 木曜日: 01:15:49: 未分類

丹下ちゃんにストップウォッチを貸したら、なくしたらしい。
なにぃ!
・・と言っても、私が直接手渡したわけではないので、
間接的に受け取った彼女は、私のストップウォッチとは知らないまま使っていたと思われる。
そして今も、無くなったのが私のストップウォッチだとは知らないはず。
こら!
手渡す時に 「これは寺尾さんのだから」 と 一言付け加えてくれていれば
丹下ちゃんは意地でも ストップウォッチを抱えて帰ったはず。
 
 私の私物を無くそうものなら 鉄拳が飛んでくることを知っているだろうから。

とは言え丹下、誰かに物を借りたら 借りた人に返しなさい。
貴女が悪いわけじゃない。
戦場のようなドタバタの中で、貴女は確かにどこかには返したのだから。

 でも、もし廊下で私を見かけたら隠れなさい。 さもなくば、打つ
                                                      .
 
                                 ・・・あ、丹下は黒帯だった。やめとこ。