吸入処置の ガラス管。
鼻用は ふたまたになっている。
ぷすっと鼻の穴にあて
霧状の薬剤を吸入。

  好きな人には見られたくない。

スーハースーハーしていると
看護婦さんが顔を覗き込んだ。
「 もぎたての?」
「 ・・ふぁい。」

  鼻にガラス管つっこんでる時は、誰も 私だと 気付かないで。