うちのキヤピイちゃんは皆人柄が良く
私の説教からアホ話まで 幅広く付き合ってくれる。
最近、無理を言って一緒に食事に行く機会が数回あった。
すると、今日4人から小さな包みを渡された。
開けてみると、吹きガラス工房で作られた‘三つ足のミルクピッチャー’だった。
「‘ぐい呑み’としても使えますよ♪」
可愛い顔で言われると、ミルクもぐいぐいすすみそうだ。
私はプレゼントをもらうような事は何もしていない。
むしろ、
私だけでは、どうにも ピチピチ感に欠ける時、
そう、私を‘華’と呼ぶにはイタイと感じる時は
ラジオの収録に呼んだり、食事の席に誘ったりと
言わば、カモフラージュしてもらっているのに・・・。
疑うことを知らない澄んだきれいな瞳に、胸が痛む・・・
いつものブラックコーヒーに ミルクを注げば
私の腹黒さも澄んでくるだろうか・・・。