幼なじみの誕生日にメールを送った

銀行に勤める彼女の返信には近況と共に
「田舎に帰ってくる時は一報ください
 投資信託の話もしないとと思ってるし」

とあった。
私は彼女が大好きなので、すぐ帰省できる日を調べて連絡した
彼女からは、私の都合に合わせてまた連絡するねと、返事が来た

私は久し振りの再会にウキウキしていた
翌日、彼女から返信が来た
「○日はいかがでしょう? △日は私がお休みなのでごめんね」

 その時 気が付いた

私達の再会は、ランチを食べながらでも
お茶をしながらでもなく、 銀行窓口をはさんでなのだ。
もちろん投資信託の話は聞いておかなければいけないのだが‥

私にとって仕事の話は二の次で、むしろ彼女が休みの日にゆっくり会いたかった
どこでご飯食べよう、出掛ける時間はあるかな‥なんてことも考えた
でも彼女に悪気は微塵もない 
わかってるよ、わかってるんだよ
‥でもね、…

こどもの頃からずっと
私は彼女に片想いなのだ

     ※むろん変な意味ではありません。