ある日の夕刻

小腹が空いたな〜 と思いながら、パソコンに向かっていた。
一段落したら、社内の自動販売機にカップラーメンでも買いに行こうと思いながら。

一段落しないまま、パソコンに向かっていた。
あまりに小腹が空いていたのか、カップラーメンの匂いまでしてきた。

  幻聴ならぬ 幻嗅か・・

すると、ズルズルと麺をすする幻聴まで聞こえてきた。
もはや私も・・ と思うや、ひょいと見ると

永野さんが カップラーメンを食べていた。 
「 なあに? 」

  気が合う ・・・ いや、腹が合う。