てらお袋

そう言えば、ふたご座流星群が見える・・って思い出して、ベランダに出てみた。

松山ほどの小さな都会のネオンも星を見るには眩しすぎる。
おまけに今夜は曇り空で、大きな雲の合間にぽっかり空が見える程度。
その小さな空間に確認できる星は、１個 　・・がんばっても２個。
じぃ・・っと見ていると、その星が動いてる。
――　えっ！流れ星？
嘘。 星が目で追えるほど ゆっくり流れるわけがない。
あれは 雲が流れてるの。
でも、小さな夜空だけ見てると、願い事を待ってくれてる　ゆっくり流れ星のようだね。

何を願おうか･･

「今日は、Ｓちゃん宅で お鍋です。」
人影もまばらな会社で生放送前にボソボソ晩ご飯を食べるのも味気ないので
会社に近いということもあり、私も急遽お邪魔させて頂く事にした。

まだ新しいマンション。
うわ〜っ♪お邪魔しま〜す！なんて言いながら靴を脱ごうとしてハッ！とした。
―― 今日に限って　５本指・・。

いや、５本指ソックスが悪いってわけじゃない。
最近は おじさんだけでなく、キレイ女子の間でも市民権を得ている。
私だって半年前に、わざわざ買った代物だ。
そして今朝、ソックスＢＯＸを開けた時 なぜかこの５本指が目に止まり、手にとってしまった。
―― しばし沈黙。
「今日は靴を脱ぐことはないな、うん。」 と確認してから はいたことを思い出した。
買ってかれこれ半年、持ってることさえ忘れかけた頃に履いてみたら、脱ぐことになった・・。
どんなに健康を気遣っていたとしても、好きな人にはあまり見られたくない。
―― ま、いいか。今日は女子ばっかりだし。１００年の恋が冷めることもなかろう。

しかし鍋を始めようにも、土鍋係のＮちゃんがまだ来ていなかった。
「 遅くなってすみませ〜ん。」
少し遅れてやってきたＮちゃんの足元を見ると、なんと！５本・・だった。
・・私達、お揃い？　・・微妙。
Ｎちゃんはキレイ女子というより、少しオッサンが入っている。　
お揃い・・たくない。

今度から５本指ソックスを履く時は、いつでも履き替えられるように、網タイツを所持しておこう。（←嘘）

そろそろお腹が空いてくる 夜１１時。
番組に届いたメールに目を通していると、「うどん」 という文字が浮かび上がった。
え！・・と思って もう一度見直してみても 「うどん」 なんて言葉は なかった。
たぶん　ど の近くに う があって、離れて ん なんかがあったんだろうけど
ハラペコの脳は おりこうチンパンジーのように、
ど と う と ん を チャカチャカチャカッと並び替え、うどんに 仕立て上げたのである。

　　うどんが 理性にどんと のしかかる。

それからは 「 私は食べないから。」「 食べちゃダメ！」 と ＡＤ君相手に 呪文のように唱えてみたけど
にわか呪文の三段活用は 「 うどん食べてしまいそう 」 に落ち着いた。
かと言って、家に帰るまでには そんな気も失せるだろうと思っていた。
―― ら、
今日に限って、インスタントカップうどんを デスク所持 していることを思い出してしまった･･

　　もう 迷うことはなかった。

ホロスコープを観るＫさんは、
「英子ちゃん、この時期 体調悪くならない？」
と、毎年のように言ってくる。

そりゃ悪くなる時もあるけど、去年も今年も周りが風邪やらインフルエンザで
体調を崩しているような時でも、私は結構元気に過ごしているので
「 いいえ、特に。」 と答えると
「 ・・おかしいなぁ。」 と考え込む。
ホロスコープ的には、この時期 私が元気なのは腑に落ちないらしい。

　　　人の健康は喜ぼうよ

今日、Ｋさんが紹介した星座ランキングで、私の星座は最下位だった。
そして、その先を観てもらったものでも、上昇しそうな気配はなかった。
その先と言えば、クリスマスが待っている大事な時期ではないか。
「 恋する気持ちは相手に届きません。」

　　　・　・　・ 。

人の幸せは願おうよ

昨日、久っしぶりに車を洗った

ら

今日、久っしぶりに雨が降った

・ ・ ・。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

雨乞い洗車

先日、ちょっと遠出しました。
いつも旅の目的は１個だけなので、あとの時間は思いつきなのですが
前日入りした夜、何気なくＴＶを見ていたら、旅先地元局のＣＭをやっていました。
それは、私が密かに好きな某番組を制作している局のキャラクター祭りが行われるというものでした。

　　キラ〜ン☆　行きたい！！　

そのキャラクター（着ぐるみ）は、収録にダレて気を抜くと タバコを吸い、泥酔します。
愛らしいキャラも　その番組ではブラックな一面が伺えるのです。 (分かる人にはかなり分かる）
キャラクターというより、安田さん（←誰）が入っている着ぐるみが この上なく好きです。いじられ方が。
「ここであったが１００年目！そうだ、行かなくちゃ！」

　　・・アホでしょ。アホなんです私。
　
友人は何が何だかわからないまま、私に引きずられるように貴重な時間を費やすことになりました。
言ってみれば、南海放送の「ありがとう祭り」みたいな事です。
あたしゃ、県内他の局のイベントだって出掛けたことはありません。
なのに、旅の恥はかき捨てと申しましょうか （ いや、そこまでじゃないな。）
見たこともないニュース番組のスタジオ見学までしてしまいました！　ありがとうございました。

記念に キャラクター貯金箱を買って帰りましたが、中に安田さんは入っていませんでした。残念。

おつりに紛れてやってきた ギザ１０。

集めているわけじゃないけど
なんだか使えなくて、ツル１０を先に嫁に出す。

ギザ１０と言いながら
ギザギザも擦り切れて 縦縞みたいになってる。

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　　　　イクツノ ジダイヲ ミテキタノ
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昭和二十八年　――　・・今から５０・・４年前？　
あ・・　南海放送が生まれた年だ。　　
東京タワーだってまだできてない。
私が生まれるより ずっとずぅーっと前。

父ちゃんと母ちゃんが出会うまで・・　あと何年？
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ギザ１０
集めてる訳じゃないけど、私やっぱり使えない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.
　　　　すきっ腹に

　　　　　　　バ リ ウ ム
　　
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　　　　　　　　　　　　う ･･

やのちゃんに愚痴をこぼしに行った。
やのちゃんに愚痴をこぼすのは恐らく初めてだと思う。
やのちゃんは怒り狂っている私に食べ物を与えた。
やのちゃんは初めてなのに私の扱い方を知っているらしい。 ・・流石だ。

もつ仲間のU子ちゃんと鍋を囲んだ。
「 そう言えば、去年のイブも もつでしたね・・・ 」

――　そうだった。
私達はクリスマスに もつ鍋を食べ、
夜空に舞うクリスマスフライトのセスナを眺めながら再び仕事に戻った。
――　いいのか、私達・・

「 いいじゃないですか、トリだし、チキンと同じですよ 」

――　ん？　トリ？？
・ ・ ・ まさか　

「 この もつは、ウシですよ？」 　「 え? 」 　「 ・ ・ ・。」

彼女の辞書には も行も段しかないと思われるくらい、もつ鍋を愛しているU子ちゃんが
まさか、トリのもつだと思いながら食べていたとは・・・　たまげるばい。

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それはそうと、愛媛FCが浦和レッズに勝ちました！！ おめでとう！　たまげたばい！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（２−０天皇杯 : 埼玉･駒場スタジアム）