永野彰子

オピニオン室

アニキの背中

「この状況になって、今までどういうことをしてきたのか、今までの仕事にどれだけ真摯に向き合ってきたのか、問われるときなんじゃないか」-。 松山市のライブハウス「ダブリュースタジオ」を運営する八木隆憲さんはつぶやきます。 南海放送ラジオ「アニラ...
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異色の陶芸家

きょうは松山を第2の故郷とする陶芸家をご紹介します。 虫明焼作家 黒井博史さん 虫明(むしあげ)焼、ご存じでしょうか。岡山県瀬戸内市の虫明地区で江戸時代から続く焼き物です。京都の清水焼の流れを汲み、繊細で優美な茶湯窯として高い評価を受けてい...
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ちょっと見る目を変えてみたら

「不登校の子どもは、今のように学校が休みの時はリラックスできているんです」-。 30年以上にわたって不登校や引きこもりの子どもたちをサポートしてきたカウンセラー長谷川美和子さんは話します。 長谷川さんが代表を務める「カウンセリングスペース ...
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ラジオも新顔!

あるときは坊ちゃん劇場の俳優、あるときは社会人向けコミュニケーション講座の先生、また、子どもたちの学習発表会のお手伝いをしたり、営業にまわったり舞台の小道具を制作したり。 そして新たに、南海放送ラジオのプレゼンターという顔も加わりました。 ...
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貼り紙に込めた思い

「ひとりで抱え込まないで…」こんな貼り紙を、公共施設や商業施設の女性用トイレなどで見かけた人は多いのではないでしょうか。 メッセージの送り手は「愛媛県女性保護対策協議会」です。 主に女性のための夜間電話相談で支援にあたっています。 「夫や交...
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はるかさんのレモンサワー

「コロナの影響で子育て世代がとても大変な思いをしている。飲食店も大変。お互い様の気持ちなんですよ」-。 2歳の子どもを保育園に預けながら、松山市一番町で飲食店を経営する梅原春佳さんは、コロナ騒動の今、子育て世代に250円(それ以外は500円...
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病気の子どもを支える~ラ・ファミリエの取り組み

「本人がSOSを出せる先をたくさん持っていることが大切だと思うんです」―。 慢性疾患や難病のある子どもや家族をサポートする松山市のNPO法人ラ・ファミリエでは、子どもたちが復学するためのさまざまな支援や相談にあたっています。 病院での闘病を...
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地方出版社の役割

「活字離れが進んでいるというけれど、スマホ然り、以前に比べて活字にはよく触れている。“離れ”が進んでいるのは商業出版の分野だけなんですよ」ー。 先日、忽那修徳さんをしのぶ会で、創風社出版(松山市)の大早友章代表が語りました。 地方出版社は、...
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坂の上の雲ミュージアム散歩

「坂の上の雲ミュージアム」の入り口エントランス、いま菜の花が見頃です。 松山の貴重な文化財産をもっとよく知ろうと、月1回開かれている朝の社内勉強会に「坂の上の雲ミュージアム」の松本啓治館長にお越しいただきました。 同ミュージアムは、司馬遼太...
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「国際自由人」藤村さん

住む場所にとらわれず、様々な国に移り住む”国際自由人”として活躍している藤村正憲さんの講演会が、先日、松山市内で開かれました。 2002年から北京→香港→マレーシア→オランダと移り住んでいる藤村さん。 きっかけは学生時代に行った、返還前の香...