海のジビエ?に期待、コロナ悩む魚の町の挑戦

オピニオン室

魚の町、八幡浜がコロナで困っています。

コロナによる緊急事態宣言で、首都圏の飲食店が営業を自粛し、魚の需要が”蒸発”。

需給のバランスが崩れ、値崩れを起こしています。

宇和島市や愛南町の養殖魚の魚価低迷と基本的には同じ構図です。

そんな中、「大き過ぎると値が付かない」(八幡浜の飲食関係者)という、巨大ハモを使った新しいメニュー『ハモ刺し』に挑戦する地元の若手を取材しました。

▼『八幡浜の活ハモは海のジビエだった!』(8分43秒)

実は魚の町、八幡浜は、養殖が中心の宇和島市や愛南町と違った悩みを抱えています。

それはコロナ禍以前から、地元の魚市場など漁業関係者が気づいていた”海の危機”です。

海の魚が減っている・・・というのです。

コロナよりも実は、こちらの心配の方が深刻です。

魚の町の取材は、しばらく続ける予定です。

記者プロフィール
この記事を書いた人
三谷隆司

今治市出身(57) 1988年南海放送入社後、新居浜支局、県政担当記者を経て現在、執行役員報道局長・解説委員長。釣りとJAZZ、「資本論」(マルクス)や「21世紀の資本」(ピケティ)など資本主義研究が趣味。

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