ヤングさんの愛南ラブ!

ニュース解説

「愛南ラブ!なんです」
さらりと何度も口にするのは、愛南町商工会経営指導員のヤング亜由美さん。

愛南生まれの愛南そだち。南宇和高校から華やかな東京の短大に進学しましたが、就職先に選んだのは地元の商工会。
当初は会計支援などが主な仕事でしたが、もっと多方面から支援できるのではと、当時県内では女性0人だったという『経営指導員』試験にチャレンジし合格しました。
以来、愛南ラブ!を如何なく発揮しています。

昨年末には愛南町の物産をネット販売するサイト『AINAN STAND』を立ち上げました。
町内の企業25社、115商品が紹介されています。

漁協やJAのECサイトは多く見かけますが、“商工会”のECサイトは、全国でも珍しいそうです。
1次産業が主な愛南町は、コロナの影響をうけた1次産業のダメージが、そのまま2次3次産業に響いてきます。
「街にお金が流れないんですよね」―。

地域外の需要開拓のため、ネット販売に力を入れようとしても、小規模零細事業所がほとんどのため、自力ではなかなか厳しい。
そこで、ヤングさんをはじめとする愛南町商工会9人が総力を発揮。サイトに掲載する商品の写真撮影、受注や決済の管理、商品の集荷と発送、さらにお客さんからの質問やクレーム電話の対応も、商工会職員でこなします。
手数料は売り上げの15%ほど。民間の有料モールに比べても格安だそうです。
「地元の事業者さんが元気になってもらうことが、私たちの仕事です」―。

“愛南は食べ物もおいしいし自然はきれい”とよく言ってもらえるけど、来ない。なんで来てもらえないんだろう…
そんな疑問から始まったのが商工会発の『愛南町探索マップ』です。

(これまで4冊発行)

観光スポットや、店舗・作り手の顔の紹介に加えて、QRコードで店舗紹介にリンクしたり、割引クーポンも掲載しています。

高速道路のデータを分析し、四国に流入する車が多い関西以西のパーキングを調べ、重点的に冊子を配布する徹底ぶりです。
これまで英語版も作りましたが、今回は台湾語版も作成しました。
コロナでインバウンドも取り込めないのに…という声もあったそうですが「コロナから回復したら、自粛した分、爆発的に旅行者は増える。今から動いておかないと」と笑います。

(英語版も)
コースの中に愛南町を入れてもらうために旅行会社と連携したり、愛南町にとってどのSNSが効果的なのか分析したり、『AINAN STAND』掲載商品の魅力アップのためのプロデュースもしたい…ヤングさんの”愛南ラブ“が溢れます。

ヤングさんへのインタビューは3月20日(土)放送の「ザ・VOICE」16:00~からお送りします。

※AINAN STAND ホームページ

久しぶりに訪れた愛南町、松山から車で2時間ほどで行けるんですね!愛南に近づくほどに海の色が明るくなっていく景色、癒されました。

2年にわたりお送りしてきました解説員ブログ、私の執筆は今回が最終です。ありがとうございました。3月からは新メンバーでお送りします。
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ところで後日『AINAN STAND』から、隠れた大人気商品といういちご大福を購入しました。

商工会のみなさんが汗を流しているだけに、送料込みでこの値段!?(15個入りセール中で3300円)でした。
いい具合のいちごの酸味と、いい具合の白あんの量、とろける牛皮…
いちご大福が”飲み物”でした。。。
期間限定なので、まだあるかな??

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この記事を書いた人
永野彰子

入社32年目、下り坂をゆっくり楽しんで歩いています。
ラジオ「ニュースな時間」で出会った人たちの、こころに残ることばを中心にお伝えできればと思います。

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