「当時はPTAから、聴いてはいけない番組って言われてたみたい…」と笑う、えっちんこと青野悦子さん。かつての南海放送ラジオ、大人気電リク番組「るんるんワイド」の第3期ミスDJです。
昭和の終盤、ミスDJは、全国の女子大生ブームの象徴的存在でした。
愛大1回生だったえっちんは、週1回の出番でしたが、毎週局に来ると、50㎝はあろうかという山積みのリクエストハガキが出迎えてくれ、ディレクターと手分けしながら選んだそうです。
主なリスナーは中高生。アネキのような存在の”えっちん“に、ナチュラルな女子大生の”ちぃぼぉ“、いろっぽい3回生の”あつぶぅ”、綿菓子のような”みんみん“に、サバサバ系大人女子の”デカさん“…
当時のミスDJは、圧倒的な知名度と人気を持つ、ローカルアイドルのハシリでした。
いまは南海放送の編成ウーマンであり、フリーランスの女優でもある青野悦子さんですが、青野さんにとって、ミスDJとは?
「成功体験、かな」-。
ラジオが大好きで、中島みゆきのオールナイトニッポンやPOPSヒコヒコタイムを聴きながら宿題していた中学時代。全国でミスDJという存在が出てきたことを知り、私もしゃべってみたい!と強く思いはじめました。
高校2年の時、南海放送ラジオが女子大生ミスDJを初めて公募。焦れる思いを抱えながら、晴れて大学生に。第3期生の公募に、待ってましたとばかりにチャレンジします。100人近い応募者の中から、見事オーディションを突破、長年あこがれ続けたミスDJとして、第一声を放つことになりました。
「やりたいって強く思ったら絶対実現するという体験が、ミスDJだったのね。そして今回の番組復活の企画も、実は2年前に持ちかけていたんですよね。その時はうまく進まなかったけど、今回実現することになったのは、やりたいと口に出していたら、何年か後に、こうやって実現することがあるんだって。18歳の時も今も、そう思います」-。
夢をかなえた18歳、ミスDJとしての第一声の時と同じように、今回の番組の第一声は、“その時の心のままに”まかせるそうです。
えっちんの、溢れんばかりのラジオ愛は、どんな言葉をのせてくるでしょうか。
復活「るんるんワイド」は11月19日(木) 19時~21時30分。
当時の同級生コンビ、えっちん&ちぃぼぉでお送りします。
リクエストメールは radio@rnb.co.jp
電話リクエストは 089-915-1116(当日午後7時から受付です)
リクエストをお待ちしています。
ちなみにPTAから目をつけられたのは、ちょっとキワドい「替え歌」シリーズのせい。当時とおなじ乗松ディレクターが担当します。
今週の南海放送ラジオは「想い出のラジオウィーク2020」。
懐かしのあの番組が、あの声が登場します。
11月18日(水) RNBクイズショー ザ・INAZO 12時~12時53分 (江刺アナウンサー)
11月19日(木) 12時~12時53分 (藤田晴彦さん)
11月19日(木)るんるんワイド 19時~21時30分 (えっちん&ちぃぼぉ)
11月20日(金) 真さんのナイトハンター 19時~21時30分 (小林真三さん)