”亜依ちゃん”が進める「漁協のDX」

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愛南のマドンナ!亜依ちゃん

◆養殖の町・愛南町を襲ったコロナ危機とDX(デジタルトランスフォーメーション)

愛南漁協の三浦亜依さんは漁協の職員になって4年目。

愛知県の大学を卒業後、一旦、県外で就職しましたが、Uターンし、”ひょん”なことから愛南漁協で働き始めました。

国内で流通する養殖マダイの5匹に1匹を供給する養殖の町、愛南町。

この養殖の町をコロナ危機が襲い、最大の出荷先であった大都市圏の飲食業を中心とした養殖マダイの需要が”蒸発”。歴史的危機を経験しました。

そうした中、漁協で最も若い亜依ちゃんが、組合長らに強く勧めたのが、ネットを使った養殖マダイの個人への直接販売。

その最大の動機は、実はとても単純な「気持ち」でした。

その単純な「気持ち」は何か?をテーマに解説動画を編集しました。

◆なぜDXと言えるか?

実は亜依ちゃんは、漁協という①組織と、②ビジネスモデルに大きな影響を与えています。

まず漁協という”男の職場”に、若い女性はこれまでにない新鮮な空気を吹き込み、強烈な刺激を与えています。

さらに、”魚市場”という市場中心だった販売方法に、個人向けネット販売は新しい「価格形成の在り方」の可能性を持ち込んでいます。

コロナ危機は歴史的危機ですが、職場や消費者にとって、利益になる方向転換を促している側面もあると、取材を通じて感じました。

記者プロフィール
この記事を書いた人
三谷隆司

今治市出身(55歳)立教大学卒。1988年南海放送入社後、新居浜支局記者、県政担当記者などを経て、報道部長。現在、執行役員報道局長・解説委員長

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