今回はまず、4年前に放送した
初ガツオ漁特集をご覧ください。
日本の食を支える
現場の力が見えてきます。
力強い“助っ人”外国人技能実習生
動画に登場した二人の
インドネシア人技能実習生は、
今はもう故郷に帰国しています。
当時は最長3年でしたが、
現在は制度が一部変更され、
最長5年に滞在可能期間が
延長されています。
この技能実習制度には、
途上国の若者に将来、
母国で役立つ仕事のスキルを
身に着けてもらうという
目的があります。
しかし、こうした目的の一方、
少子化が進む日本には
産業の担い手不足という課題があり
“助っ人”として期待される側面も
どんどん大きくなっています。
複数の漁師が乗り込むカツオ漁船には
愛媛、鹿児島、宮崎、それに高知でも
今や技能実習生の乗っていない船は
ほとんど無いといわれています。
大海原では、きょうも
私たち日本人のために
カツオを釣り上げる
外国の若者たちがいることを、
みなさんに知ってもらえたらと思います。