松山大学の社会貢献グループ
『愛南マダイ応援隊』の
インスタグラムです。
最近、英語でのやり取りを
チラホラ見かけます。
◆悲願の「マダイを世界へ」に向けコツコツ
一昨年(2020年)、コロナが世界を襲い
消費が”蒸発”。
愛南町の養殖マダイも
極端な販売不振に陥り、
養殖業者は危機に直面しました。
その年の夏、生まれたのが
松山大学の学生6人(発足時・現在16人)
による愛南マダイ応援隊です。
南海放送報道局も取材や撮影・編集技術の
アドバイス役として活動をサポート、
愛南町も参加し、
それぞれ役割分担し、協力しています。
この写真は
応援隊の発足直後に
6人のメンバーが愛南町を初めて訪れ、
その美しさに感動し、
まさに世界へ向けて発信した1枚。
活動開始直後から世界を意識し
#redsnapper(マダイ)を
使用していたことが分かります。
そして、少しずつですが
海外からの反応も増え、
学生らは世界へ向けての
手ごたえを感じています。
◆一期生は卒業、就活で評価も
田頭梨奈さん(22・松山市)は
応援隊の発足時に参加した
”創業メンバー” 6人のうちの1人。
SNSを使った企業広告に興味があり
応援隊でもSNS戦略のリーダー格として
活躍しました。
コロナで不自由な学生生活でしたが
「3回生時はまる一年間、オンライン授業。
応援隊に参加してなかったら
学校に行けてなかったかもしれない。
応援隊のお陰で、自分から動ける
満足いく学生生活が送れた」と話します。
卒業後の就職は
東京の人材教育会社に決まり
応援隊で実際に試した
SNSでの情報発信のノウハウが活かせると
東京生活に夢を膨らませます。
◆国内での知名度UP
応援隊の活動は国内で認められ、
知名度は上がっています。
今年1月14日、全国農協観光協会(東京)が
主催する「第2回学生地域づくり・交流大賞」
で優秀賞を受賞しました。
(大賞は
神戸大学の農業ボランティアサークル)
東京で行われた最終プレゼンには
応援隊2期生の徳弘あやさん
(20・愛南町/写真向かって右)も参加、
修学旅行以来という東京での晴れ舞台で
見事、大役を果たしました。
今後、田頭さんから徳弘さんら
次の世代に活動は引き継がれますが
目標に
1.全国民に愛南マダイを知ってもらう
2.他の魚の知名度アップにも取り組む
そして、
3.海外向けの情報発信に力を入れる
の3つを挙げます。
目標は大きく、
成果は一歩ずつ、コツコツと。
コロナで暗いニュースが多い中、
2人の輝く笑顔に、輝く未来を感じます。