文化庁芸術祭ラジオ部門で
大賞を受賞した
「感染ー正義とは何かー」が
解説原稿に生まれ変わり
今夜(10日夜)、Yahoo!ニュースで
配信されます。
多くの賞を受賞した
ラジオ報道ドキュメンタリー番組
「感染」は、かねてより
広く、様々なメディアで公開して
もっと多くの人に
知ってもらいたい番組だ、との
要望をいただいていました。
このほど、
Yahoo!ニュースと南海放送の
共同作業で、解説原稿スタイル
(文字ベース)に生まれ変わり、
ネットニュース特集として
配信されることになりました。
タイトルは
『コロナとの闘い、
人と人との闘いに?
感染が生む差別、「正義」の危うさ
【#令和サバイブ】』。
ラジオ番組のディレクターで
生みの親である
報道局の植田竜一記者の
放送原稿(台本)を基本に、
番組放送から一年以上を経て
”今、問われる”テーマを軸にした、
解説原稿にバージョンアップしました。
コロナウイルスとの闘い、第5波は
かつてない厳しい闘いになっています。
そんな中、私たち「人間」の側に
”弱点”はないでしょか?
分かりやすくいえば、
コロナウイルスに、つけ入る隙を
与えてはいないか?という問題提起が
解説原稿の底辺にあります。
また、「正義」という視点で
国のコロナ対策をみた場合、
社会の公平性は保たれているのか?
例えば、飲食店などへの度重なる
営業の自粛要請や協力金のあり方などに
様々な意見が出てきています。
もちろん、感染防止を目的として
”公”のために、”個”に我慢を強いたり
自由を制限する措置はあり得ます。
しかしその際、公平性が果たして
保たれているのか?本当に妥当か?
こうした問題が
コロナとの闘いが長引く中で
徐々に表面化しているように思えます。
コロナウイルスは”変異”しつつ
感染力を強め、攻撃力を増しています。
私たち人間の側も
闘い方を正しく”変異”させる必要が
あるのではないでしょうか。
きょうの午後7時、配信予定です。