県内初確認 新型コロナ“デルタ株”

ニュース解説

7月14日、県は
新型コロナの変異株で
最初にインドで確認された
“デルタ株”の疑いがある
感染者が確認されたと
発表しました。

県内で“デルタ株”の疑いが
確認されたのは、
これが初めてです。

今、全国で増えている“デルタ株”。

その特徴とは…

“デルタ株”の疑いは4人

県の発表によりますと、
“デルタ株”の疑いがあるのは
7月13日に感染が発表された
西条市保健所管内の1人と
7月14日に
感染が発表された
松山市保健所管内の3人の
合計4人です。

  会見する中村知事 7月14日

2つの事例には接点があり、
県は関係者数十人の検査を
進めています。

中村知事は、
県民に冷静な対応を呼びかけました。

「本県では初めての
デルタ株の疑いの確認となりました。
必要以上に恐れず
正しく恐れるということが
ここでも同様に重要になります

最終確認は約一週間後

現在はまだ
県の変異株PCR検査によって
“デルタ株”の疑いがある
という段階です。

県は今後、県衛生環境研究所で
ゲノム解析を行い、
約一週間後に
株を確定するとしています。

“デルタ株”の脅威とは?

今、“デルタ株”は
全国で増え続けています。

7月13日現在で
すでに38の都道府県で
確認されていて、
東京都では1192人、
千葉、神奈川、大阪では
それぞれ
100人以上確認されています。

では“デルタ株”とは
どのような変異株なのでしょう。

県によりますと、
従来株と比べて感染力は約2倍

感染がすでに広がっている
首都圏などでは
従来株と比べて
40歳代から50歳代で
重症化率が高いということです。

中村知事は「感染警戒期」が
続いていると指摘したうえで
次のように呼びかけています。

「まずは愛媛だけが
突如、来たわけではない状況なので
落ち着いて受け止めていただきたい。
確認されたからと言って
冷静に受け止めて、
感染警戒期の4つのポイントを
これまで通り
しっかりと行っていただけたら
拡大は防げるということで
乗り越えてきたい

感染リスクの高い行動は控えて

14日現在は
感染状況が
落ち着いている県内。

全国的に見ても、
人口10万人あたりの
新規陽性者数は0.2人と
全国でもっとも
少なくなっています。

「愛媛はもう大丈夫だ」

「マスクもいらない、
手洗いや換気も不要」

こういった
気の緩みが
感染拡大につながるという
危機意識を
これからも持ち続けることが必要です。

記者プロフィール
この記事を書いた人
中武正和

1975年11月松山市生まれ。南海放送南予支局(宇和島駐在)記者として一次産業を中心に様々な話題を取材。西日本豪雨は発生時から被災地で取材活動に従事。2021年4月から県庁担当記者。南予・東予から届く支局の話題を分かりやすく解説します。

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