カ、カッケー!生、ラモス△!

ニュース解説

昨日のJ3開幕戦。FC今治 対 ロアッソ熊本。

試合直前に岡田武史会長とラモス瑠偉さんの対談がありました。

ラモスさんはアドバイザーとして

チームがアマチュア時代からよく来県していました。

「昔から知ってるけど、岡田さんが今治に来てもう7年でしょ!

ほとんど何もないところから、ここまでにしたんだよ!この人は!

今度はみんなが岡田さんに恩返しをする番だよ!」

と早速、ラモス節全開。(楽しい~)

苦笑いの岡田さん。

「いや~、カリオカ(ラモスさんのこと)とか、北澤とか

当時のヴェルディ(川崎)の選手は

フィジカル練習でも一番やってたよね。そこでさぼると試合で出るんだよ~」

旧知ならではの小気味いいパス交換。

今季のFC今治については

「(監督の)リュイスはね、(サッカー先進国の)スペイン出身なんだけど

決して上から見ることはなくて、我々からも学ぼうとしているのが凄いね」

「今は新スタジムの資金調達に忙しくてチームを見られてない。

もちろん目標は昇格だけど、選手達にはそのプレッシャーを感じながら

“勇敢に”戦って欲しいね。

それが出来れば、たとえ試合に負けたとしても敗者にはならないんだよ」

ずっと聞いてたいレジェンド対談はあっという間に終了。

この後、ラモスさんはDAZN放送席にフラリと立ち寄り、

近くのスタッフにサムズアップをして、去っていきました。

カ、カッケー!生、ラモス△!

ところで肝心の試合は

両チームの新エース対決が注目されましたが今治が0-1で惜敗。

相手の熊本は優勝候補の一角でライバルだっただけに

叩いておきたかったゲームでした。

↑アビスパ福岡から移籍、FC今治の新エース候補、⑱東家(とうや)選手を

生で応援しようと地元福岡からやってきたファミリー。

前日、J2徳島 対 福岡戦を観た帰りに寄ったそうです。凄っ。

昨日のFC今治は天気と同じく花曇りで、開花はまだのようでした。

が悪くない内容でファイトしてました。

質の高いグッドゲーム。決して“敗者”ではありませんでした。

18から15チームに減った今季のJ3リーグは

トータル6試合減で全28試合の短期決戦。

勢いに乗ったチームが、そのまま2枚の昇格チケットを手にするでしょう。

ただ、このリーグはなめてかかると蟻地獄。

落ちるは一瞬、上がるは一苦労の“J3通りゃんせ”

なんとか今年で…ってか、そんなウンチクはどーーでもいいんです!

語るな、語るなサッカーを!!考えるな!感じろ!

な・ん・そ・れ!(byZAZY)

今日、言いたいのはたった一つだけ。

シーズンが始まってメチャ嬉しい!!

以上

↑第1節用DAZN中継スタッフの勝ちメシです。

記者プロフィール
この記事を書いた人
江刺伯洋

江刺伯洋(えさし はくよう)1971年3月1日松山市生まれ。
入社以来アナウンサーとして主にスポーツやラジオを担当。特にサッカー実況は少年からJリーグまで全カテゴリーをこなしてきた。
著書に愛媛FCのJ昇格劇を描いた「オレンジ色の夜明け」、「群青の航海 FC今治、J昇格まで5年の軌跡」がある。【現担当番組】DAZNのJリーグ中継(FC今治、愛媛FC)、ラジオ生ワイド「江刺伯洋のモーニングディライト・フライデー」(毎金曜午前07:15~11:09)など。

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